プリント基板というものは
一般的には、ガラス繊維で編んだ 「クロス」 に
エポキシ樹脂をしみ込ませてた材料
または、
紙にフェノール樹脂をしみ込ませてで製造するので
折り曲げることはできません。
ところが、「フレキシブル基板」 は
その名の通り、
折り曲げることができるので、
コネクタやフラットケーブルを置き換えたり
また、耐熱特性に優れているので
その特性を生かした分野で用途が広がっています。
私の会社でも、
取り扱いを開始しました。
フレキシブル基板は、
ガラスエポキシ、紙フェノール材と異なり、
ポリイミド、ポリエステルのような
フィルム状の材料に銅配線を施した基板です。
ポリイミドの場合、材料が可撓性を有する一方、
燃焼クラスで 94V-0 の特性も併せ持っています。
銅箔は、ガラスエポキシ材や紙フェノール材では
電解銅箔が用いられますが、
フレキシブル基板では、
多くの場合、 圧延銅箔が使われます。
私のホームページでは、
「銅箔の話」 の項で詳細を記述していますので
興味がある方は、こちらにも訪問してみてください。
http://www.pbfree.jp/html/column119.html