フレキシブル基板(2) | 続 サルでもわかるプリント基板のはなし~きばんやおやじのブログ

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プリント基板の基礎から、実装技術を駆使した品質管理のノウハウ、コストダウンの方策まで、電子機器のものづくりのノウハウの虎の巻です

プリント基板というものは


一般的には、ガラス繊維で編んだ 「クロス」 に


エポキシ樹脂をしみ込ませてた材料


または、


紙にフェノール樹脂をしみ込ませてで製造するので


折り曲げることはできません。


ところが、「フレキシブル基板」 は


その名の通り、


折り曲げることができるので、


コネクタやフラットケーブルを置き換えたり


また、耐熱特性に優れているので


その特性を生かした分野で用途が広がっています。


私の会社でも、


取り扱いを開始しました。


続 サルでもわかるプリント基板のはなし-フレキシブル基板3

続 サルでもわかるプリント基板のはなし-フレキシブル基板1

フレキシブル基板は、


ガラスエポキシ、紙フェノール材と異なり、


ポリイミド、ポリエステルのような


フィルム状の材料に銅配線を施した基板です。


ポリイミドの場合、材料が可撓性を有する一方、


燃焼クラスで 94V-0 の特性も併せ持っています。


銅箔は、ガラスエポキシ材や紙フェノール材では


電解銅箔が用いられますが、


フレキシブル基板では、


多くの場合、 圧延銅箔が使われます。


私のホームページでは、


「銅箔の話」 の項で詳細を記述していますので


興味がある方は、こちらにも訪問してみてください。


http://www.pbfree.jp/html/column119.html


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