プリント基板の品質と価格を両立するノウハウ | 続 サルでもわかるプリント基板のはなし~きばんやおやじのブログ

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プリント基板の基礎から、実装技術を駆使した品質管理のノウハウ、コストダウンの方策まで、電子機器のものづくりのノウハウの虎の巻です

海外から製品を購入するにあたり、


最も重要なことは品質確保の問題です。


製品が安くても、


品質に問題があれば、コストメリットは生まれません。


私自身も、


今までは、海外製の基板購入には消極的でした。


ところが、品質のチェックさえしっかりしておけば


安価で品質が安定した製品を購入することができることが


わかってきました。


今回は、そのノウハウを少しだけ披露します。


プリント基板の不具合には、


内科的なものと外科的なものがあることは


先日も述べました。


私は、基板メーカーの品質をチェックする際、


工程の管理項目もさることながら、


めっきの工程を見ることにしています。


工程を直接購入できない場合は、


めっきの品質をチェックしているか否か


確認するだけでもOKです。


続 サルでもわかるプリント基板のはなし-めっき

このような治具であれば、


ある程度の品質は確保されていると考えられます。


さらに、当社が発注している韓国のメーカーでは、


続 サルでもわかるプリント基板のはなし-cross section

このようにすべてのロットで、


めっきの品質をチェックしています。


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