おはようございます
4月から毎朝犬の散歩をしています
朝の気持ちの良い日課になってきました
朝、我が家の愛犬のピノ君が私の顔を見たら真っ先に
伸びーーっとします
(*写真はピノではありません。1回しかしない伸びの瞬間をカメラに抑えることができませんでしたw)
さてこの時、彼の中で何が起きているのでしょうか?
というか何をしてるんでしょう?
犬の場合は一説によると「遊ぼうよ!」という表現とも言われています
精神的に遊ぶ準備をしてるのかもしれません
が、しかし
多くの方が真っ先に思いつくことは
筋肉をストレッチしている
さてこのストレッチを今日はちょっと考えてみようと思います
この伸びポーズはエクササイズなんかでよく使われているダウンドックのポーズです
実際にやってみました
なんか違うw
けどこれはこれでもモモ裏がかなり伸びてる感じがします
モモ裏しか感じないので
モモ裏緩めバージョン
しかし体って思ったより反りませんね
この時は肩周りの筋肉を感じます
腕を降ろす筋肉達がストレッチされています
背中やお腹はまだ感じられません
筋肉が物理的に引っ張られて伸ばされるのは気持ちがいいですね
筋の繊維は「縮む」と「縮まない」しかできません
「伸ばす」は反対側の筋肉の「縮む」によって起こされます
だから適度に「伸ばされる」ことは普段なかなかできずに筋肉は「縮む」状態で固まりやすくなります
だから「伸ばされる」ことは気持ちが良いと感じるのでしょう
ストレッチが気持ちよくって好きという人は結構多そうです
(ちなみに「「伸ばされる」筋肉は「縮む」と「縮まない」の2択を選ぶことができます)
前置きが長くなりましたが・・・ここからが散歩中の妄想です・・・
筋肉が引き伸ばされている時
どんな信号が脳に送られているのでしょうか?
筋肉や腱、関節には固有受容器と言われるセンサーが付いています
簡単にいうと、今、体がどうなっているか?をモニタリングしています
自分の体のパーツがどこにあって、どんな状態なの?
ってのを知ることができます
この情報は伸ばされたときの方が切れてしまう危険があるので情報を感じやすくなっています
ストレッチをすることで脳は体の情報を知ることができます
今どんな状態かをちゃんとチェックしてから運動した方が体を動かしやすい
過度なストレッチで腱や靭帯を伸ばしてしまうこともあるし
ストレッチしすぎて鈍感になることもあります(刺激に慣れてきます)
しかし適度な伸張はシステムメンテナンスになるんです
他にも筋肉をしっかり使うことでも脳は体の情報がもらえます
マッサージなど触られることでも・・・
脳は体の情報が常に欲しがっています
人と触れ合いたくなるのも、相手を通して自分の情報が分かるからなのかもしれません
大きな意味で考えると
筋肉の状態がどうなってるのか?
ってのは
自分の体が空間の中でどうなってるのか?
社会の中で自分の存在は?
家庭の中での子供のポジションは?
なんて問題と同じなんじゃないかなって思います
自己定位(自分がどこに存在するのか?)
幸せな人生にする為に脳がどうしても欲しい情報です
さあ、ピノ君!
明日も伸びてから散歩に行こう


