今日は遺伝的要素と後天的要素について

思っていることを書いてみようと思います。

 

スポーツ障害になって来院する子がたくさんいます

スポーツ障害は骨格が問題なんでしょうか?

この子姿勢悪いから、体硬いから何て言葉がお母さんの口から出てきます。

姿勢も体の硬いのも柔らかいのもぜーんぶ習慣の問題があります。

何で硬くなってまったか?

何でその姿勢になっているのか?

そんなのにも答えがあるはずだと思っています。

 

それは動き方、クセ、呼吸の仕方なんてゆう

些細なエラーが原因で起きてくるんだと思います。

 

 

同じ練習をしていて痛くなってしまう子

痛くならない子、何ならもっとハードな運動をして痛くならない子

体の1カ所に負担がかかってしまうと・・・

痛みにつながってしまいます

 

最近考えているのは

どこでエラーが始まったのか?

 

新生児の頃?

まだ動作を学習していませんねー

動作を学習していくのには順番があります

初めに覚える動作ってなんなんだろう?

一般的に呼吸と言われていますが・・・

もっと意思を持った行為

意思がないエラーは他のエラーは結果なんじゃないかと思います

ってことで、「おっぱいを吸う」じゃないでしょうか?

 

 

おっぱいを上手く吸えない子供はほとんどいません

本能的な行為です

乳首と似ているとはいえ人工的な哺乳瓶の乳首でエラーを覚える子がいます

頑張って吸わなくても中身が出て来やすい乳首でミルクを飲むと

ずっと舌で押し出すようにするそうです

本来飲み込む時には舌は上アゴについていないといけません

こんなエラーの子は大きくなっても

飲み込む(嚥下)時に舌を突き出すくせにつながるようです

そんな子の特徴は出っ歯だそうですよー

 

舌の位置がおかしくなるとスムーズな鼻呼吸ができなくなります

呼吸のエラーは胸郭と骨盤に影響を与え

体がうまく回転しなくなったりします

人間にとって回れないってのは結構致命的です

 

回れないから違う動きで代償して
過負担になってしまう部位に痛みを発してくる

こんなことが沢山起こってるんでしょうね

痛みはなくても結構エラーはあります

 

少し話の方向が変わってきてしまいましたが

これが後天的な要素です。

動きのエラーがどこかで始まり

代償することでいろんな動きに派生していきます。

 

今日は「その人の動きのクセ」って後天的な要素が多そうってとこで

話を終わりにします。

次回は「動きのクセが骨格を作るのか?」

そして「運動神経ってどうやって作られてくんだろう?」
って話にしようと思います。