ウク友のstarさんよりコメントがあり
「"ギター寄りの音"が鳴るウクレレを新たに手に入れたいがおすすめと都内のショップを紹介してほしい」というもの。
ちょっとウクレレかじってる専門家でもないオジサンにわざわざ尋ねてこられた。
その期待に全力でお応えしようではないか。
回答:
「ググるかAIに聞いてみたまえ!
詳細はどこぞの店員に尋ねたまえ!以上!」
チーン。。。
さて、この度のご質問を受けてわりと真面目に考察してみた。(前段の回答は華麗にスルー)
独断と偏見による極めて個人的な感想になる上、間違った情報ももしかしたらあるかもしれない。
最初に言っておく。ごめんなさい。
そもそも「ギターっぽい」「ギター寄りの」「ギター感のある」ウクレレとは?
⚫︎どんなウクレレを選べばいいの?
まずウクレレにおけるギターっぽさとは
・サスティーン(余韻)が長い
・音のレスポンスが早い
・音量が大きい
と仮定した場合、そのファクターとなるのは
①素材(特にトップ)
②ブレーシング(構造)
③サイズ
④弦
の4つかと思われる。
①素材
いわゆる"ウクレレらしい"音を出す素材は一般的によく出回っているマホガニーとハワイアンコアである。
「コロコロ」と表現されるサスティーンの短めな音。
その対極にある素材と言えばギターにも使われるスプルース、そして硬いメイプル。
これらはサスティーンが長くレスポンスも早い。
②ブレーシング
ギターっぽさは構造も大事でまさにギターで採用されている「Xブレーシング」やaNueNueで見られる「ラティスブレーシング」がある。
これらは音の立ち上がりが早くアタック感を強調する構造でよりギターに寄せる要素となっている。
③サイズ
いくら素材や構造がそれでもサイズが小さいと音量も小さくなりサスティーンも伸びない。
最低でもコンサートサイズ以上、テナーが扱えるならそれも大きな選択肢。
④弦
本体とは直接関係ないがアコギの煌びやか感を出すならフロロカーボン弦が適している。
ただしテナーでフロロカーボンを張るとかなりテンションが高くなるので最初は指が慣れないかもしれない。
無理せずナイロン弦でもそれなりのテイストが出るのではと推測。
弦は結局好みによる。
これらをある程度満たすウクレレの例:
まずaNueNue。
このブランドは敬愛するガミアオ氏やKyasくんも使っている。
トップにムーンスプルースを使っているモデルはギター感あるかと。
工房モノからAncestor's。
小山のウクレレフェスでKaiくんが使っているのを見た。
これもスプルースモデルがある。
続いてWEST FIELD GUITAR CRAFT。
有名クラギ工房河野ギターのルシアー、西野氏が独自ブランドで製作。気になっている工房。
形状がかわいめ。
メイプルモデルだと自身が所有するレイラニもある。
ギターの製作も行なっている工房は比較的ギター寄りになりやすい傾向がある。
それぞれ在庫は流動的なのでどのショップにあるかは行ってみるか問い合わせないと不明。
サイト(J-Guitar、デジマートなど)である程度はあたりはつくかも。
と前述した条件に従って提示してみたが、実はある程度の価格帯を超えるとハワイアンコアでもとんでもない音を放つシロモノがある。
以前のブログにも載せたがあらためて以降のショップ紹介でもあわせて示したい。
⚫︎どこで買えばいいの?
都内のショップでここ行っとけ!以下。
・KIWAYA(浅草)
言わずもがなの老舗。
ここにあるTODA GUITARSのスプルースはパンチ力があった。
商品数も多い。
・イケベ楽器店(秋葉原)
レイラニの特約店でもある。
ただ商品の点数がやや少なめではある。
掘り出しものもたまにあるので余裕あれば。
・TANTAN(お茶の水)
まずここは行っておこう。
店は狭いが幅広いラインナップ。
・ウクレレマニア(池袋)
どうやら今月末で閉店になるらしく軒並みセールになっているからお得かも。
店長のディーンさんが気さくでその節は色々教えていただいた。
ここにあったMAUI MUSICの逸品は度肝を抜かれた。サイドホールから突き抜けるあのアッパーカットは忘れられない。
<番外編>
・アキオ楽器(お茶の水)
界隈に来たら必ず訪れるショップ。
店主にクセがあるのでハマるかどうかはその人次第。
ギター感のあるウクレレにはネガティブ。
ただここにあるMajesty、Kawakamiブランドのものは間違いない。
デザインもいいし音もシビれる。
話が面白いので何時間でもいられる貴重なショップ。
他のお茶の水にある大手のひとつクロサワ楽器ウクレレ館は悪くないがカマカ、マーチンの代理店のためそちらのバイアスが強め。
もうひとつの大手ウクレレプラネット。
点数はあるが店員が。。。
「買わないなら触るなよ」の圧を若干感じる。
ウクレレ買う時のコツ。
・ビビッときたらとにかく遠慮せず試奏してみる。
・店員の押しが強くなってきたらいったん店を出て一周するか「また来るわ」で撤収する。
・迷った時は疲れてるので思い切って帰る。
そして大事なのは試奏した感想を毎回言語化する。
フィーリングは人それぞれなのでこれがおすすめ!ということは難しい。
選ぶ時のある程度の参考になれば幸い。
以上、シロートのなんちゃって評論終了。
ぜひよきウクレレとの出逢いを!



