自作の小説やエッセイ、写真集、ジャンルは何?の本を中心にポストカード、雑貨、似顔絵などなどあらゆるものが販売されているいわゆる同人誌マーケット。
100以上はブースが出ていた模様。
ひとつひとつじっくりと見て回る。
ちょっと視線を向けると「どうぞ見ていってくださーい」と誘われる。
じゃ見ていこう。
まずは写真関連のブース。
プロでなくてもクオリティはかなり高い。
写真も美しいがどんなカメラで撮ったのか聞いてみる。
なるほどそういうレンズがあるのかなど発見もあり。
カメラはド素人だが最近ちょっと興味がある分野でもある。
機器についてもそうだけど構図とか設定とか素人感丸出しの質問でも親切にご教示いただき感謝。
ここまで聞いといて買わないのかーいというのはないらしい。
みなさん会話自体を楽しんでいるようでもあるようで。
背後のブースに回ると見たことのある短歌集が。
カマガワブックスの棚主、もみじ寝子さんのブース。
自分も棚主やってますという話をしたら「見ましたー」と。
なかなか他の棚主と会うこともないのでお互いうれしがって話が弾み。
短歌なんて簡単そうでかなり高等技術を要すると思っている。
「俳句よりは楽ですよ。七・七があるので」とおっしゃっていたが、あれだけの数を創作できるセンスに喫驚。
作品はポンポン降りてくることもあるし悩んで悩んでやっと捻り出すこともあるとのこと。
とても当たりの柔らかい方で自分とは真逆の星の人のようでもあるけれど会話していてとても心地よい方だった。
ウロウロしているとNAYA BOOKSの店長さんに声かけられる。
先日訪れた土浦市の古書店れんが堂の話なんかを共有。
その後続けざまに小説、エッセイ、旅本、写真集などそれぞれの作家さんのブースで作品の説明を伺ったり質問してみたり。
自分の持ちうる中途半端な知識を基に話を膨らませていくと目から鱗の話が次々と出てくる。
それぞれの個性が炸裂していてみなさん説明されている時の目がキラキラしていた。
流されずに買いたいものだけ買うと決めたのに結局7冊も買ってしまった。
どれもしっかり作られた経緯とかバックボーンを伺って買ったもの。
買う本の作者と話せるなんてなかなかない機会だし、想いを感じながら読むとより没頭できるというもの。
出展者の多くは県外から来られているようで何人かの方は「餃子を食べて帰ります」とおっしゃっていた。
各地で出展するのもちょっとした旅なのだそうだ。
好きなものを作って、好きなものを売って、そのために旅ができるなんてなんて贅沢なことか。
それぞれの作者の想いを感じ佐渡のどぶろくを舐めながら本の世界にどっぷり浸かる。



