趣味としてあちらこちらに手を出すのはいいもののまともにモノになったものは未だ存在せず。


「まあだいたいセンスでやってるんで」

と豪語すれば

「だとしたらたいしたセンスじゃないね」

と自問自答ししょげる毎日。


その中でも将棋に関してはセンスの片鱗も見当たらない。


約3ヶ月前に挫折した将棋ウォーズを再開し、ほぼ毎日オンライン対局。


5,6月は勝率も4割台半ば。


負け越す日々が続いても心がポキポキ折られても諦めずに指してきた。


7月になってようやく勝率が5割を超えた。


7月の結果。

<10分切れ負け>

57勝50敗 勝率 .532

<10秒切れ負け>

77勝72敗 勝率 .516

<トータル>

総対局数 256局

1日あたり 8.25局


やはり一手10秒は指し手が荒くなる。


一方10分切れ負けは一局最大20分かかるので思ったよりエネルギーを使う。


それでも棋力を上げるならじっくり10分をやった方がいいだろう。


先日オヤジさんとリアル対局し3戦3勝させてもらった。


オヤジ得意の矢倉をきっちり右四間飛車で攻略できた。


リアル対局はやはりいい。


直接駒を使って指せるうれしさ。



コツコツやってもなかなか棋力が上がらない。


1級はまだ見えてこない。


初段にいたっては地球の果てほど遠く感じる。


「楽しむのではなく、面白がることよ。」


樹木希林は言った。


「楽しむ」の向こう側。


中に入って「面白がる」。



まれにある一瞬のひらめきからの見えてくる勝ち筋。


その時に放出されるドーパミンを求めてまた今日も指すのだ。