奥様に送ってもらい電車で小山へ。

天気曇り。帰りは大雨の予報。

10:35発。11時駅着。

徒歩で小山市立文化センター。



OYAMA Ukulele Super Sessions


小ホールは地下2階。

すでに10人以上階段に並んでいる。

予想通りほとんど淑女。

オジサンは少数。

開場。

席数はゆとりを持って200席程度?

ここの小ホールって椅子備え付けじゃなくて椅子を必要に応じて並べておく方式のよう。

何とか前から3列目を確保。

物販はキワヤとタンタン、アヌエヌエブースがあった。

タンタンの以前お世話になった店員さんとお話。

御茶の水で見ないと思ったら柏店の方に異動した模様。

コアロハ多め。


13時開演。

オープニングアクトは15歳?のKAISHIN。(以下敬称略)

もうキッズとは言わないのかもだけど若手のプレイヤーが次から次へとウクレレシーンに登場する。

彼も例に漏れず超絶技巧の素晴らしい演奏。

MCも務めるKEIKOによるハワイアン。

歌に合わせ地元のフラグループも参加。

おばさま達相当練習したんだろうなあ。

堂々としていた。

少々独特な奏法のGENSBLUEの後、こちらも若手のRIO

※動画はアレだけど写真はSNS等載せてよしとのことなので遠慮なく


生では初めて。

動画でも観ていた通り技巧系ではあるが音に濃淡があってとても聴き心地がよい。

セッションタイム。

おお!ガミアオが出てきた!(右から2人目)


当日の朝、「これやろう!」と対応できてしまうのはやはりプロ。

All Of Meを演ってくれた。

途中それぞれのメンバーがソロパートを。

カッコいい。

これソロウクレレ練習中のまま放置状態。

途中まで出来てるはずなのでいつかやらないともったいない。(いつやるの?)


そしてエバラ健太


見た目のワイルドさから想像できない甘い声。

毎回聴き入ってしまう。

もちろんウクレレはロメロ。

この後抽選会があり休憩。


後半。

MCのデイジーどぶゆき。ベースとパーカッションをつけて。

そして大人気鈴木智貴登場。


最前列はほぼ彼のファン。

オリジナルの横断幕のようなタオルを掲げ「智貴のきは貴族の貴」とプリントされたTシャツを身につけてキャーキャー。

彼と言えば自分の中では情熱大陸

今回も演ってくれた。

最後はバリトンウクレレを使って何とリベルタンゴ

とても好きな曲なんだけどウクレレでやるとどうだろう?興味津々。

バリトンの迫力と彼の技巧で完璧にやりきっていた。さすが。


続いて後半のセッションタイム。


1曲目はIsn't She Lovely


ご存知スティービーワンダーの曲。


ここもソロパートがシビれる。


2曲目は好きな曲Spain


まさかウクレレのセッションでこの曲をやるとは思わなんだ。


この曲がもつ"情熱"を見事に表現。


3曲目は島人ぬ宝


これをまさかのコーリーが歌うという。


ハワイ出身だが日本語ペラペラ。

(日系人だから?)



そしてKYAS


ティコティコも演ってくれたし言うことなし。


新しいオリジナル曲もよかった。


しかし彼の手首はどうなってるんだろう?


どんだけ関節柔らかいのだ?



大トリはお待ちかねカレイ・ガミアオ&コーリー・フジモト

※右がガミアオ


コーリーは今回ギター担当。


ギターが入ると一気に音の厚みも増す。


以前から記事にもしている通り小生ガミアオ推し。


もはや憧れである。


出てきた瞬間からずっと背中がゾワゾワしている。



しかも弾いてくれた曲がイルマRiver Flows In You


まさに今絶賛ギターで練習中のヤツではないか!

2人ともイルマが好きなんだと。

気が合うねえ。

しかもなんだ?そのカッコいいアレンジは?

自分が弾いてる易しめアレンジの十段上をいくキラキラアレンジ。
(易しめでもロクに弾けてない、、、涙)


そして風の通り道。(トトロのやつ)

ウクレレとギターでこんなになっちゃうの?


他にも数曲。

聴き入りすぎて彼らの演奏中、たぶんまばたきを2回くらいしかしてない。(←言い過ぎ)

完全に音の世界にのめり込まれた。

ガミアオの放つ音って一音一音"優しさ"でコーティングされてる気がしている。

激しく弾いても柔らかい。

聴いた人間の内側から波動で揺さぶるような音。

曲中で風景や連想されるイメージが頭の中に投影されていく。


充分に堪能した。


最後は全員でセッション。


ここもまた順番にソロ。即興で。


スゴすぎる。



終了後、「全員で写真撮りましょう」とステージ上の演者と聴衆の集合写真撮影。

ステージに寄っていったら目の前はなんとガミアオ!
(意識して寄っていったかは定かでない)

写真撮影後、意を決してガミアオの背中をポンポンと。

「Nice Performance!」と声を掛けた。

すごくうれしそうな顔で感謝されたついでに「あなたの『Feel The Beat』が大好きなんだ!」と思いをぶちまけたらさらに眉毛が下がって両手で固い握手をしてくれた。

シンプルにオジサンがオジサンに手を握られただけなんだけどうれしすぎてホワホワ。

帰りは幸いにも小雨ですんでいたけどむしろ雨に濡れて熱を冷ましたいところ。


胸いっぱいだが腹は減った。

小山駅の日高屋で。




少なくとも今年上半期で今日という日はベストアワードだ。

いまだ興奮冷めやらぬ。

午前中、将棋ウォーズで負け越したことなんかどこかに吹っ飛んだ。


来年もまた開催するとのこと。

ぜひまたあの音を味わいたい。