前日に引き続きカレー&ギター調査。
「あなた本当にカレー好きね」と言われても前日食べたのはカレー、今回食べるのはカツカレーなので別物である。(屁理屈の極み)
相変わらず行きは体力温存し徒歩ではなく電車で御茶の水へ。(なんかヘタレ)
マジカレー。
2件隣のエチオピアは並んでいたけどこちらはスムーズイン。
宣言通りカツカレー。
うっすらと酸味を感じさせながら旨味と辛味がしっかりあって美味し。
卓上のスパイスを途中から振りかけるとスパイシー感が増してパワーアップ。
こだわりの福神漬けも塩味と甘味のバランスがよくこれだけで白飯がバクバクいけそうなほど。
これは再訪フラグが立った。
暑さとスパイスで汗が出たのでドトールでしばしクールダウン。
クロサワ楽器Dr.サウンドへ。
ここに来るとやっぱりウクレレ見ちゃう。
レイラニのMade in USAバージョン。
以前も試奏してうちのレイラニちゃんの姉妹機としてちょっと欲しかったのだが、今回弾いてみたところ前回と少し感想が変わってきた。
思ったよりヤンチャ感が強く全体的な鳴りはよいが少し荒削りな音。
うちのレイラニちゃんとはテイストが違う。
むしろテイストが違うからこちらの個性もまた良しと思っていた。
面取りもされている上サテン仕上げで抱え心地はとてもいいのだけど。
2弦の鳴りがちょっとこもっていたのも気になった。
おそらく弦を替えてもそこは改善されなそうな気が。
結局トキメキを感じず。
お礼を言って3Fのクラギ売り場へ。
提携してる工房によりアントニオ・サンチェスとホアン・エルナンデスだらけ。
悪くはないと思うがこの円安でその価格だと相対的なクオリティはどうなんだろう?
いずれにしても狙いは国産手工品の中古。
ターゲットレンジにおさまるものは5台ほど。
うーむ、なんか今回はピンとこない。
こんな時は長居するべきでない。
場所を変えてラックギター。
以前にも訪れたが親身に相談に乗ってくれる店員さんにまたお世話になった。
今回レンジにヒットした品は西野春平と野辺正二のみ。
ともに修復歴はあるが気にならず。
特に野辺の方は横裏板に上質なマダガスカル・ローズウッドを使用していてそそられる。
ここでもまたギターに関する諸々の面白い話を伺ってお腹いっぱい。
帰りは徒歩。
歩きながらこの2日間の情報を脳内で整理。
"自分が具体的にどういった音を求めているのか"を言語化しながら試奏した記憶をトレースする。
当たり前のことだが楽器店で販売されている楽器は「高いのには高いなりの、安いのには安いなりの」理由がある。
どういうプレミア要素があるから高いのか、どういうウィークポイントがあるから安いのか、そしてそれを自分がどこまで許容できるのかをじっくり見極める必要がある。
ショップ行脚もなかなか疲れる。
体力的にというより情報処理が追いつかない。
まあこれはこれでうれしい悩みなんだけど。
これにてGWのショップ探訪ミッションは任務完了。
また夏頃に行くかもしれないが暑くてヘタらないようにちょっと体力つけておこう。