土曜日は早朝から身体のメンテナンス。


何しろ予約が取れないのだけどご厚意?で朝7時台から施術してもらうことになった。


しかも家からは1時間半近くかかる場所。


内容についてはまた別途記事にしようと思う。



奥様はダンス発表会の練習。


ソロ活となれば久しぶりに牛すじカレーを目指してメグカレーへ。


徒歩で向かうがなんとやってない!


インスタの更新も止まってるしまさか辞めたりしてないよね?


定休日でないことは確認済。


すっかり口と胃はカレー受け入れ状態。


オリオン通りの老舗にイン。



カツは少々重たいとハンバーグにしてみた。


ザ・家庭のカレー。


ビーフカレー(辛口)にすればよかったかもしれない。


スパイスが薄めでまろやか。


・・・黙って自分で作るがよい。



オリオンスクエアで「韓フェス」なるイベントが開催されていた。


ここまで来たついでに目の前のギターショップバックビートを初訪問。


いつ来ても開いてない(開店が遅い、臨時休業とか)のでいつも空振りしていた。


店内も広くないのでクラシックギターの数はあまり期待していなかった。


ラインナップとしてはやはりアコギがメイン、思ったよりエレキが少ない印象。


その中で気になる一本。


タグに「中出阪蔵?1976年?」と書いてある。


何?その「」マーク。


価格は¥66,000。お手頃。


中出阪蔵といえば有名な数々のルシアーを弟子に持つ名工だ。


その息子三兄弟もまたルシアーとして名を馳せている。


中出阪蔵もかなりの数のギターを製作していて今世に出回っているものもピンキリであるため上記の価格が妥当かは判断が難しい。


店主にお伺い。


まず試奏させていただく。

やっと軽く試奏できるレベルになった?←思い上がり


まともなクラシックギターを試奏するのは実は初めて。


うちのヤイリくんはナット幅も45mmだしアコギのように寝かせて弾いてるしで勝手の違いに少々戸惑いながらも同じように弾いてみる。


思ったより違和感がない。


ナット幅はおそらく50mm以上あると思われるが確かに6弦が一瞬遠かったりはあるものの"慣れれば"のレベル。


胴幅も一般的なクラシックギターのものでヤイリくんより厚みがあるも気にならず。


何しろ音がよかった。


特に低音。


裏板から自分の身体へダイレクトにその響きが伝わる。


ひとことで言うと「ふくよか」。



柔和で感じのよい店主に「?」について質問。


どうやら個体を証明するラベルに貼り直した跡が見られることで完全なる確証がなく価格もそれを含めた設定にしているとのこと。


装着されているペグから察するに高級機種の可能性が高そうとのこと。


中出作の本物である確率は8割ほどだと言う。


表面にも細かい打痕やシミがあるのはそれなりの歴史を感じる。


最近はクラシックギターの品揃えに力を入れているとのことで、お手頃な中古品がいくつか置いてあった。


お礼を言って退店。



純粋なクラシックギターはやはり"構え方"問題があってちょっと敬遠していたのだが、別に構え方なんて実際どうでもよくて自分が弾きやすければ何でもいいのではと思うようになってきた。


クラシックギター曲をやるのなら左手の動きに関してギターを立てた方が合理的な場合が多いのだろうが、自分が弾きたい邦楽、洋楽のソロなどはそれほど問題なさそう。


"エレ"じゃないいわゆるクラシックギター、気になってきたな。


古くて状態のいいやつ。


物欲の種が芽吹くとまではいかないが、今回の一本はだいぶ刺激になった。


「百聞は一見にしかず、百見は一触にしかず」。

 ※↑後半は自作


触って鳴らして得られる情報はやはり多い。


クラギを置いているショップが少ない地元で楽しい探訪となった。