先日たまたまBSを観ていたら尾崎亜美さんが出ていた。


還暦は過ぎていても"永遠のお転婆少女"のように感じている。


初めて曲を聴いたのは高校の時にラジオから流れてきた「オリビアを聴きながら」。


元は杏里さんのために書いたもの。


この時杏里さん17歳、亜美さん21歳。


この年代であの曲を作って歌ってって2人ともすごい才能だと今更ながら思う。


この曲を聴いた時分にはカトレアも知らなければジャスミンティーってどんな味?という状態。


杏里さんも後年になって「この曲の世界観を理解できるようになった」と言っていたとのこと。


杏里バージョンは透明感があって「吹っ切って前向きにいこう」という印象を受けるが、尾崎亜美バージョンは感情を丁寧になぞって反芻しているような。


亜美さんのハスキーボイスは切ない曲はより切なく、アップテンポな曲はより弾むように感じるから面白い。


オリビアを聴きながら



亜美さんのデビュー曲、マイ・ピュア・レディ

楽しそうに歌うんだよな。

鍵盤とベースって合うね。



聖子派?」「いや明菜派かな。」

(↑別に誰も聞いてない)


亜美さん作詞作曲の天使のウィンク



この曲好きなんだよな、蒼夜曲(セレナーデ)



番組に旦那さんの小原礼さん(元サディスティック・ミカ・バンドのベーシスト)も出ていて馴れ初めとかも聞けて面白かった。


ロスで結婚式をした時に牧師が来ないのでデーモン閣下が急きょ牧師役を務めることになり、バージンロードを悪魔に向かって歩いていく話は笑えた。



他にもたくさんいい曲あるけど、どれも今聴いても古臭さを感じない。


自分で詞も曲も作って歌っちゃうシンガーソングライターってやっぱりカッコいい。