今日は高校野球もなくちょっとエネルギーも余っているので都内へお出かけ。


奥様はずっと行きたかった「悟空のきもち」というヘッドスパの予約が取れたので銀座へ。


朝出る時間は一緒。


車を駅近くの駐車場へ止めて奥様は新幹線で、自分は鈍行グリーン車でのんびりと。


奥様はその後義妹とランチとのことで実質ソロ活。



秋葉原到着。


ブックオフで新書を物色。


さすがに古本でも地元の店のラインナップとは違う。


危うく大量買いしそうなほどツボった本があったが、せっかく断捨離して整理した棚をもう少し楽しみたい。


目当ての店の開店時間にターゲットを合わせ突撃。


いきなり腹ごしらえ。


とんかつ檍(あおき)のカレー屋 いっぺこっぺ

行ってみたかったチェーン店。

ちょっと駅から離れたところにある。


自分は2人目だったが続々と客が入ってくる。


着皿。


カツは厚くて食べ応えがある。

カレーは旨味のあるスパイシーさ。

ただキャベツはもうちょい水切りしっかりしてもらわんとなあ。

最後の方薄まってしまって台無しになるぞ。



さて暑い。とにかく暑い。


いったん御茶の水北方面に向かってみる。

神田明神への階段をを登らない道はないのか?


面倒なので修行と思い登り切る。

ちょうど参道にあるクラシックギターの店、

メディアカーム


と!やってない!

日曜定休!


自分としたことが初歩的なミス。

こんなことかつてあっただろうか?

(よくある)


気を取り直し本日の大本命、イケベ楽器店へ。

何度も登場しているレイラニちゃんの故郷?である。


また歩いて秋葉原まで戻る。


狙いをつけていた非展示品のクラシックギターを見せていただく約束をしていた。


いったん1Fのエレキコーナーで身体をクールダウンさせる。


いざ地下へ。


商品を出してもらう。

K.Yairi GF-7


これはクラシックギターながらナット幅がアコギ並の45mm。


クラシックギターの抱え方をしなくていいし、セーハも無理なく6弦まで届く。


試奏させていただく。


ナイロン弦の柔らかさは指にも耳にも優しい。


弦高はクラシックギターのためやや高め設定ではある。


シダートップ特有の音色。


サイズ感はとてもいい。

正直、今持っているヤマハより断然いい。


4弦から巻き弦なのでアコギとちょっと感触の違いがある。(アコギは3弦から)


うーん。


いい。


いいんだけど、うーん。


グサッとは刺さらなかった。


何だろう?この"もうちょっと"感。


お礼を言って退店。



イケベに行く直前、VELOCEでアイスコーヒーを飲みながらひとり戦略会議をしていた。


クラシックギターをさんざん調べたけど、自分は本当にそれが弾きたいのか?

どういうスタイルでやりたいのか?


今までいろいろと考えてきたことをちょっと整理して方向性を定める。


・いわゆるクラシックギターのクラシック曲を弾きたいわけではない。

・クラシックギターの構え方では弾きたくない。

・単純にフィンガーピッキングで古今東西いろんな曲を弾きたい。

・ナイロン弦の音がシンプルに好き。


こうなると一般的なクラシックギター(ナット幅50mm以上)ではない方が何となく合いそう。


この観点でチョイスしたGF-7だったが。。。


まあ、生で得た感想が全て。



もう一度御茶の水に向かってみる。


今回はウクレレショップには寄らずギター選びに集中。


下倉のアコースティック館


何度か訪れたことはあるし、以前も興味のあったLAGギターについていろいろと教えていただいた。


ここにもGF-7が置いてあるのを知っていたので何となくセカンドオピニオンではないけどちょっと意見を聞きたくなり寄ってみた。


2Fに案内されるとGF-7はあった。

うーん、やはりもうときめかない。


店員さんにこちらの思いを伝える。


すると

「ならこれが絶対いいです。」


と提示されたのは同じK.YairiCE-3



「いやあ、エレガットはちょっと。。。」

エレガットは何となく食わず嫌い的なところがあって、ピックアップがあらかじめ付いているものは付いていないものに比べ鳴りが弱いイメージ。

余計なものはついていない方がいい。
そう思っていた。

一度音を聴いてみたかったので店員さんに弾いてもらうようお願いしてみた。

ムムッ?
めちゃくちゃいい音する!

GF-7よりダイレクト感がある。
それもそのはず胴厚が薄くレスポンスがいいのだ。

アンプに繋いでトーンも変えてみる。

おおっ!
これナイロンだよね?

生音もアンプを通した音もくっきりした粒立ちのいい音。

いい感じにアコギ感を感じるのはなぜだろう?

トップがスプルースというだけではない。
作りの問題なのか。

弾かせてもらう。

GF-7とスケールもナット幅も同じなのに抱えやすさが全然違う。

胴厚があれば確かに音に深みを感じる。
しかし薄いがゆえの弾いてわかるそのレスポンス。

これの隣に同型の塗装違いがあったのだが断然こちら(試奏したもの)の方がいい。

セミグロスで黄色味がかったこちらの方が。


これはヤバい。

ちょっと待て。ヤバいぞ。


ズラが取れるんじゃないかというくらい後ろ髪をひかれながら退店。

一応店員さんには含みをもたせておいたが別に商談中にするわけでもなく。


まさかエレガットに引っかかるとは思わなかった。
あの店員さんなかなかやるな。

いずれにせよ頭でっかちはよくない。

何でも聴いてみて弾いてみて。


ちょっと一回寝かしてみよう。

どうなることか。