※アイキャッチの写真は全く無関係


帰宅しまめの散歩をしていると川沿いの道端に財布を発見。


ご存じの通り全日本人物選手権10連覇を達成している自分。(は?)


選択肢に

素通りしようか

とすぐに出てきてしまうほどのダメ人間。


めんどくさい。


まめを連れてこのまま交番に行くわけにはいかない。


あー。


結局拾っていつもと違うルートでいったん帰宅。


下世話な男は中身を確認。


金は一銭もなし。


カード類からプロファイリングすれば、20代の男性であまり豪遊はできなそうなタイプ。

(誰でもわかる)


電話番号らしきものがあれば「預かってるから取りに来い」と言ってもよかった。


ただこのご時世。


「てめー金抜いただろー」と絡まれても面倒。


散歩から帰宅後、まず昨日作ったメチャウマなカレー(自分で言う)を食して徒歩で交番へ。


手続きが長い。


財布の特徴、中身の詳細を警官がPCに入力するのだがとにかく遅い。


その入力作業、自分と代われないだろうか。


文字入力しないで並べて写真撮影して、AIで判別、データベースに登録とかにならないだろうか。


そんなシステムを導入する予算はないか。。。


とりあえず持ち主が見つかっても連絡してくれるなというサインをして撤収。


しかし警察からもらった調書の控えみたいなものに落とし主の個人情報が書いてあるのだが大丈夫だろうか?


国家権力はやはり信用ならない。


この頃は財布を落とすと個人情報満載のカード類からネットやSNSで素性がわかってしまうような恐ろしい時代でもある。


昔でも免許を落とせば"どこの誰"くらいはわかってしまうが、今は下手すると"どんな趣味でどんな仕事(職場)"まで判明しかねない。


まだロックされるスマホのほうがマシか?



それはさておき。




こんなところで「いいことしたわー」などと勘違いして徳を積んだとて自分の日頃の行い?から考えれば焼け石に水ではある(涙)


去年の「ユニクロのパンツ紛失事件」をはじめ、


人の善意に大いに助けられている身としては社会に還元する義務がある。


世の95%の善良な市民にとってはこんなごちゃごちゃ考えず

「財布落ちてる→拾う→交番に届ける」

というロジックに一瞬の迷いもないだろう。



動機はどうあれ「ペイフォワード」の精神を今一度。


「人の善意を受けたら3人に返す」を繰り返せば世界はきっと平和になる。


本当にそう思う。



今回はただ

オッサンが財布を拾って交番へ届けた

というたわいもない話。