去年の11月あたりは「ウクレレ」の「ウ」の字もなかった。
今日でウクレレを手にしてから明日で丸一年。
飽きっぽい自分が苦手な楽器をここまで続けられたのはある意味予想外。
誰に評価を求めるわけでもなく、誰かに聞いてほしいとそこまで強い思いがあるわけでもなく。
ただ勝手に弾いて「うーん」と唸りながらなんとか弾けて(70点)ほくそ笑むの繰り返し。
また弾くことの楽しみとは別にウクレレの
「道具」
としての興味。
どんな素材でどんな作りでメーカーにはどんな歴史があってを調べていると次々多くの情報がヒットする。
興味をもった物事には高感度のアンテナとフィルターが自動でセットされる。
そうしてかき集めた情報は雪だるまのようにどんどん大きくなって、さらに興味の先は広がっていく。
始めた当初はDmのコードですら難儀していたが今は問題なく。(←いやたまにキレイにならないことも?)
かんたんコードのガズレレもちょっと休学して、最近はソロメイン。
1年経つとできることが増えている。
まだまだノビシロはあるぞ。
この1年で
・ウクレレ2本購入
・ウクレレピクニック(横浜)、ウクレレフェス(地元)突撃
・ウクレレサークル参加
・ウクレレ教室通い
と初年度の活動としては充実した感。
特に明確な目標を立てずにやってたのがよかったのかな。
ことウクレレについては頂上のない山登りのようなもの。
「あの頂上を目指すぞ!」というよりコツコツ歩いて時々振り返ったら「ありゃ結構登ってきたな」と実感できる方がいい。
「上手くなるためにはこうしなければならない」より「"こうしたいから"をやっていたら上手くなっていた」が理想。
日々多忙により弾けない時もあるけどそれでもコンスタントにここまでやっている自分に驚く。
奥様からも「珍しく続いてるねぇ」と。
この先いつまで続くかわからない。
もし辞めたとしてもウクレレに出会えたことは幸せなことだということはここに記しておく。
今のところ辞める予定はもちろんないけど。
このまま続いたとしてまた一年後どんなことになっているだろう?
あの曲は弾けるようになっているだろうか。
きっとまた違う景色が見えているに違いない。
しばらくワクワクは続きそうだ。