怒りとゆるしという お題に
ドンピシャな出来事 その②は
平たく言うと、じぶんの欲求を
叶えようと他者に期待して失敗し、
その関係性の中に見えない壁(隔たり)が
生まれたこと かな。
そもそも 怒り って 何かというと
じぶんの大切なものが脅かされそう!
損害を受けそう!
ということを知らせてくれる
危機管理アラートなんだそう。
(おのころ心平さん談)
で、痛み(痒みも)はどちらも炎症で
炎症=火のエネルギー
前述したヴィタラという
身体を動かすための
燃料・代謝・火(アグニ)のエリアで
火事が起きてます!
ってアラートなんですよ。
この火(怒り)はそもそも
生命の危機管理だから
むりやり消すとむしろヤバい。
大切な本能なのね。
だけど燃料として活用されず
溜め込むと、恨みというガスとなり
大爆発、大炎上を起こすわけです。
爆発すると、人は
攻撃っていう行動に出る。
直接的な攻撃
無視という攻撃
縁切りという攻撃
怒りは燃料としてアリだけど
怒りと攻撃は別モノなので
混ぜると危険。
戦争のベースだよね。
まず 怒り=炎症=内的な戦いを
いち早く見つけて、安全に燃やしてあげたいところですが
火を燃やさず
かといって攻撃もしない
ただ、防火壁を作ろうとするのが
いわゆる 壁 ってこと。
1. 生存本能(安全のための区別)
信頼できる=味方
期待はずれ=危険アラート
2. 自我の防衛(傷を避けるための境界)
ハートにまで炎症が広がるのは痛いから
防火壁をつくる
3. 同一化の欲求(仲間を求める心)
人間は「所属」や「共感」を求める生物だから
味方とそれ以外を無意識にラベリングして
じぶんの安心できるグループを守ろうとする。
だけど、実は 味方以外(敵)をつくるのも
「仲間を強く感じたい」
の裏返し。
味方を作るのも
敵を作るのも
愛したいから。
愛することは、ひとのDNAに刻まれた本能だから。
そして、壁があると
確かに味方だけの安全なグループは
作れるかもしれないけど
攻撃(戦争)よりはまし!
ってことで、選択されがちだけど
じゃあ、選り分けた
今いる味方への期待が裏切られれば
また分離し…さらに分離し…
結局は どうなるか?
欠乏 がはじまるんです。
(つづく)
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