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あざます!ぱよこでございます。

今日も元気に言霊実験をつづけてます。

 

うちの母は現在介護つきの生活をしていまして

別々に暮らすわたしは時折お弁当を差し入れに行くのですが

短調な日々が続くことと、じぶんの好きに動けないことからか

母の表情筋はあまり仕事をしていないようです。

 

なので楽しいことを話しながら、意識的に笑いかけると

母からもだんだん笑みや冗談が出てきたりします。

 

でも、だからこそというか

じぶんの体調や気分がよろしくないときは、ムリして行かない方がいいみたいだと、最近思うようになりました。

 

形だけ言葉はとりつくろうことが出来ても、感情がそこにうまく乗らないからです。

 

よく、言葉に思い(感情・魂)が乗ってこそ

はじめて 言霊 になるのだ。という話を聞きますが

あれは真実ですね。

 

たとえばですが

※あんまり連呼するのもなんだけど、わかりやすい単語を選ぶと)

  1. バーカ(罵倒や否定)
  2. バーカ(感情なし)
  3. バーカ(もう♡おバカちゃん♡かわいい♡)

 この言葉が前後の脈絡なく、紙に書かれていたら




感情としては、
2や3のつもりで書かれたものだとしても
それを補足する何かがないと、たぶんほぼ
1(罵倒や否定)
を連想するんじゃないかな。
でもこれは、言葉の本来の意味を知ってるからですよね。記憶とデータです。

だから、この言葉を字霊(文章)として書くなら
バーカ をどういう意図で使ったのかが
読み手に伝わるかどうかで、言霊 としての エネルギー、働きはだいぶ変わってきます。

書き手の思いや意図がはっきり乗っかった文章は
読み手の心にも高い純度で響きますよね。

一方同じ バーカでも、音声(音霊)と絡めると
相手に伝わるスピード感がちがいます。

言い方ひとつで、1、2、3 のどれだか
まあおおよそ、秒で感じとられるはずです。
これは、こういう声音はこういう感情を示す、
という体験や記憶データだけじゃなく

人間をはじめて見た動物の赤ちゃんでも
愛をこめた声音は瞬時に感じ取るので
やはり感情の乗っけ方なのでしょう。

じゃあ、感情だけ、思いだけ乗っかっていれば

どんな言葉を使っても効果は同じか?となると

それはどうでしょう?


言葉には、長きに渡り使われてきた

という経緯があって、言葉自体が持つ

容れ物(フォーム)の周波数があります。


アイウエオ

アオウエイ

アエイオウ


並びがちがうだけですが

全部意味も働きも異なります。

それが言葉というものなのでしょう。


この、フォームをたとえば

題目のように唱えていれば働くかの是非で言えば、是です。働きます。

本来のフォームとしての純粋な働きだと思います。


さらに、その容れ物(フォーム)に

意図や感情を乗っけると、乗り物として働きに

自由度、バリエーションが出てくる。



フォームとしての言霊

感情、意図が乗っての言霊

どちらが正しいではなく

どちらも言霊。


片方だけでも使えるし

両方だと使い勝手が増える。


という風にわたしは捉えています。

ぜんぜん悪気がないのに
なぜか言葉を介したトラブルなどに
見舞われやすい場合は、
フォームがおざなりなのかなと思います。

文章を書く際にも
容れ物としての言霊をひとつひとつ大事に扱っていると、エネルギーの働きが目に見えて違います。

大事に扱うの中には
誤字脱字にちょっと気をつけるとか
読みやすいように行替え、どこで区切るか、
表記を揃えるとか
ストリクトになりすぎる必要はないけど
そういうことも含まれるかな。

フォームを舐めてると
基本がないのと同じなので

基礎がないまま、たとえばフィギュアスケートの
演技をしても、したいことが思うように表現出来ないと思う。

言霊にも同じことを感じます。