※あざっす。ぱよこです(´∇`)ノシ
鉄男とえな子(鉄と子宮)は、ぱよ造が子宮との交流を放棄していた2014年頃起きた内的変動について綴るものです。今回も私小説風に。

前回判明したこと:

 アタシの人生はこれまで子宮ワークで伝えてきたことと、正反対だったのである。つまり、アタシは空っぽだった。
 今まで(介護生活に入るまで)たのしいと感じていたことは、じゃあなんだったの。なんだったのぱよ造――( ;゜Д゜)


 介護のためほぼ休止するまで、仕事はいつもたのしかった。セッションにしろWSにしろ、【ぱよこ】を選んでくれるお客さまには感謝していたし、いつも出来うる限りの結果を出そうと試みてきた。そして彼らの笑顔に充実感や喜びを感じていた……と思っていた。 のに。
 のにのに。
 
 じゃあアレはウソだったの? 
 じぶんにも、ひとにもウソついてきたってことだろうか。
 そうなんだろうか。

 うわ――みとめたくね――



 しかし、ひとの笑顔なんてクソつまんねーとボヤくえな子(ぱよ子宮)。ダブル介護で奉仕することばっか考えてたせいで、手持ちの元気は底をつき、自愛不足をこじらせていたアタシは、たしかに今、なにをしてもたのしそうとは思えないのだ。かつてたのしんでいた(はずの)ひとと関わる仕事も例外ではなく。

 正直すげー困ったの。
 これじゃ自由になっても仕事に復帰できないわけで。
 
 仕方なくアタシはモンスターハウス(カオスな実家)断捨離に精を出すことにした。
 入院中の父の部屋(20畳のラスボス部屋)も今だ! とばかりひっくり返しまくり、分別しまくり、処分しまくる。たのしーかどうかはおいといて、こういう作業は結果が出やすいのできらいじゃない。

 そしてカオスだった部屋もほぼ攻略完了……という頃、ふと、アタシは視界の中に違和感を覚えた。本棚と壁とのうっすーい隙間。奥の方の暗闇に、なにか未攻略の、細長いブツがうっすらと存在を主張している。

 一瞬ギョッとした。だって、なんかわざわざ隠れている感じだったんだもん。せっかく隠れてるソレに気がついちゃったっていうか、目が合っちゃったっていうか。

 しかし完璧主義のぱよ造は引き返せない。このカオス部屋をコンプリートしなきゃアタシの2014年がコンプリートしない! と鼻息も荒くその暗闇に手を突っ込んだ。
 感触は厚手の布。けれど、その向こう側にある硬い質感は、知らないはずのなにかを連想させるに十分で。あ、これは……と思う。

 若干ためらいつつもそのまま引っ張り出すと、太陽光の下、その全貌は明らかに。
 予想どおり、想像通り、アタシの視界いっぱいに入ってきたもの。

 それは、埃まみれの刀袋だった。刀袋だから、当然中身は(日本刀)なわけで……

 袋を開け、その存在を確かめた瞬間なぜだか【あっ、やっべ……】と思う。なにがやべーのか根拠はないけど。かなり迷いつつ、チキッと音を響かせながらツバから鞘を抜いてみると、まるで漫画みたいにスラリと長い刀身が現れた。けっこうな重量。

 本物か模造刀か、アタシにはさっぱり判らない。けどネット検索によれば、真剣は鉄なため磁石がくっつくらしい。模造刀は鉄じゃないのでそれがないとか。
 なるほどと、さっそく台所からマグネット(冷蔵庫にくっつけるようなやつ)を持ってくるアタシ。

 さて、運命の瞬間。
 なにこのドキドキ。

 恐る恐るマグネットを刀身に近づけると――
 グイっと引かれるような感触ののち、ふたつの金属はまるでちゅーするようにピチっとくっついた。

びゃああああああああ
 
 ぱよ造、全身の血管が開くの巻――


★★★


 これが(日本刀)との出会いです。
 つか、刀はほんの序の口なんだけど。
 鉄キングダムとのおつきあいはまだまだこれから。


 というわけでやっと鉄出てきました。
 スマセン! しつこくつづきます。

 ぱよこ@子宮ラフメイカー