フラワーエッセンスのカウンセリングを行う際などに、
わたしがもっとも意識していることはなにかというと

それはアドバイスをしない…ということです。

こういう部分がつらいのですね。
では、それを解消するために●●(行動)してみたらどうですか?

それがいやなら△△をしてみるとか…。

■■をするときっともっと幸せになれますよ。


●●だったり△△だったり■■だったりは、
実はCL(クライアント)さんご自身が、既に自分の中に持っていることが
ほとんどなのですね。

既にあるということに気づける視点だけが必要なのだと思います。
そして自力で気づくということは、その人自身が自分で輝き出す
最強のスイッチだと思うんですね。

それを先回りしてこちらが押してしまうのはすごくもったいないと…。
どれほどよかれと思っての助言だったとしても、問題解決にばかり焦点を当てすぎると、
それが実はよけいなコントロールで、サポートであるということを忘れてしまうと、
症状だけ見て、ご本人を見てない状況っていうのでしょうか。
ただのおせっかい姉ちゃんになっている自分を発見するのです。

ぱよこさんはどう思いますか?
ぱよこさんならどうしますか?

って言われたらもちろんお伝えしますけども~ガマちゃん

カウンセリングの際は、CLさんの鏡になるということに徹し、
相手の中に既にある答えにスポットライトが当たるように
ただただ、全身で話を聞き、CLさんから聞いた話をCLさんに映し出す反射版になる。

わたしの大好きなR先生はそれをいつも実践していて、
わたしはそれを心から素晴らしいと思いました。

話を聞く、それだと物足りないと感じるCLさんもいるかもしれないし、
それだけでいいのかな?ってわたしも感じたりすることは多々あります。

だからつい…相手の1歩先を歩いて話をしてしまう。

そんなことを、カウンセリングの際は気をつけていても、
プライベートで友人や親しい人に対しては今でも行っているなぁ…。
そしてそれをやった後はなんだかとてもモヤモヤしているなぁ…。

実態のよく判らない寂寥感やがっかり感を味わってしまうのですね。


人はすべて学ぶ時間を十分に与えられる権利があり、
そのタイミングも、かける時間も、選ぶ手段もすべて自由なのだと。

それを侵害してしまったかな…。


たぶんそういうがっかり感だと思います。

全身全霊で人の話を聞くということは、
もしかしたら世界一難しいことなのかもしれません。

わたし自身の考えや信じること、常識をあなたに伝えることよりも
あなたの考えや信念、常識に耳を傾けることの方がわたしにとっては重要なのです。


という意識にもっと満ちていたい。


人は人に相談するとき、まず自分の気持ちを理解されたくて話をする。
それなのに、まちがいを指摘されたり、こうすればよいとアドバイスされたりして、
逆に相手の正しさや信念を理解させられてしまう。


わたし個人の話ですが、これはほんっとにタブーなんです。
失敗したな…と思う経験も多々ありましたし、

なによりわたし自身が望まないアドバイスに対しては、
もう2度となにも相談したくない。そう感じるからです。

相手はもちろんよかれと思い、心からベストを尽くして話してくれているのに、
相手の思いやりを受け入れるスペースが自分の内にまったくなくなってしまう。
それってなんて残念なことなんでしょう。

相談する側はただ、自分の今おかれている状況、心情を理解して欲しい。
それはすなわち自分の存在を認め、受容してもらうということなんだなぁ。

わたし達はみな等しく尊い、美しい、完璧な存在であり、
もしも今そう感じないとしたら、ただちょっと忘れているだけなのだ。

そういうことにそれぞれが気づいて行けたら…
自分はなんて特別で愛されるべき存在なんだろう。って気づけたら。

人はみなものすごい勢いで輝きだすのです。
それを手伝ったり、手伝われたりするのはとても素晴らしい。
その瞬間に立ち会える喜びは何者にも替えがたい。

だからそれが出来なかったな…と思えるとき、
わたしはほんのちょっと寂しいのかもしれません。

そんなことについて、割とよく思いを馳せます。
今回の〆切中もアシスタントさんとお話していて、
そのテーマの重要性について強く強く感じました。

そうしたらお友達の糸ウリさんが、同じようなテーマでブログを書かれていて、
http://ameblo.jp/f-lumiere/entry-10087256269.html

わぁー嬉しい!シンクロだぁーふるーつ☆Cultivation・ドキドキハート

うんうんうんっ。


ひとり頷きながら喜んでいました♪

糸ウリさん、ありがとうハート8