↓父方の菩提寺
(前編よりつづき)
現実の父は亡くなる3年ほど前から
病気にかかりだんだん言葉が減り
最期は病院のベッドで寝たきり、
呻くだけしか出来なくなり、この世を去った。
だから、父が明瞭に理路整然と話す姿に
驚くわたし(あまりに久しぶりなので。現実の世界で父がはっきり喋る姿を見たのは13年ほど前になる)
父は13年前よりももっと若く
50代後半〜60代前半くらいに見えた。
すごく元気で頭脳明晰だった頃の父だ。
父はわたしに
まり、とはっきり呼びかけ
◯◯さん(覚えてない)から
教えてもらったんだがイサンコウゲンで
◇◇を貰えるそうだ。今すぐ行こう。
と言って来た。
すごく急な誘いだし
(わたしは友達と待ち合わせがある)
夢の中でも父は寝たきり
という記憶が心のどこかに
まだ残ってたので
お父さん、
訳の分からないこと言ってるなぁと思う。
とりあえず話だけは合わせるために
(そうしないと父が納得しないと思ったから)
わかった!着替えるから待ってて。
と、扉を閉めた。
ここでわたしは覚醒。
ものすごく明確に夢を覚えていて
意識が妙に澄み切ってクリアになっていた。
父がわたしの名を呼び
話している内容はなんとなく曖昧だけど、
何かとても重要なことを言っていたように思う。
これまでわたしが観る夢に
出てくる父はいつもボーっとしていて
(最期の頃のイメージ)
ハキハキと喋る父は印象的。
たまに一言二言
喋ることもあったけど
何を喋っていたかなんて
目が覚めたときには忘れていた。
だけど今回はほんとうに
父の声が、言葉が、
今も耳に残っている。
この夢がきっかけで
一気に意識が内向きに切り替わりました。
手始めに
ホロスコープチャートを観てみます。
読み方や用語が独特でむずかしいけど
魂のルーツを意図するなら
インド占星術かな…と。
やはりというか
父方のルーツ(祖先)の
家系テーマを引き継いでる感が濃い。
兄のネイタルチャートを観たら、
逆に母方の家系テーマがくっきりで。
なんで性別テレコなん…笑
誕生時間は不明ながら
生年月日と出生地がわかる
父と父方の祖父、曽祖父も観てみる。
戸籍のデータと照らし合わせると
いろんなドラマが見えてきました。
ああ、考えたこともなかった。
150年以上昔の肉親…
慶應生まれのひいおじいちゃんの
(こども6人…時代ですね)
息吹を感じられる日が来るとは!
それにしても
イサンコウゲンが
気になるのよ。





