たびたび通っておりました
五大明王さまが鎮座する鎌倉明王院で
先日チラシをいただきました。
『鎌倉おとなの寺子屋 』
第1回が2月23日に明王院で催されるとのことで
内容は 10時~15時、本堂特別参拝、法話、仏師のお話、
住職によるお寺講座、護摩法要参列、
お昼に「鉢の木」特製弁当 20名限定
参加費用10000円(お布施、保険、昼食代込) と書かれていました。
ロックオンしていた明王院五大明王とじっくり向き合える、
願ってもいない機会でございます。
しかも平日じゃなくて祝日!
10000円という費用もほどよいです。
ふふふ、申し込み完了!
あとは当日の時間厳守のみ(何時に家を出るのやら)
ある日の夜7時、我が家に訪問販売がやってきた。
この真冬のコロナ禍の中、
まだあどけなさを残した青年がドアの外に立っていた。
桑茶を紹介したいと、茨城からやってきたらしい。昭和か!
なるほど、これは時代が一周まわって
懐かしく新しい販売戦略である。
どうすんのかなとワクワクしていたら
「ちょっといいですか」って
青年はティーバッグを金具で鋏み、
おもむろにわたしの手の平にのせた。
生まれてこの方、初対面の人から裸のティーバッグを手に乗せられたことなんてない。
たぶんこれからもない。
「これはなかなか斬新だね」つい口に出てしまう。
青年は
「まずは一杯飲んでもらって美味しいかどうかを聞きたい」という。
え、いまからこれで茶を淹れてこいってか?
気の長い話である。もちろん淹れない。
そんな暇じゃないし。
「結論から知りたいんだけどおいくらなの?」
もう製品の説明聞いたりするのが面倒くさいのと、
(たぶんわたしのほうがお茶には詳しい)
寒空の下歩き回る青年を早く宿に帰らせたいのと、
なんてブラックな企業なんだという憤りと、
こいつ馬鹿なのか?っていうのと、
桑茶は居候が血糖値高井から飲ませたいのと、
価格が良心的なので
とりあえずさっさと購入させぇぇぇぃ!
って、わたしはまんまと戦略にのった。
訊ねたところ、青年は息子と同じ年だった。
青年がわたしのことを「奥さん奥さん」というので
「あいにくわたしはここの家の主で、奥さんではないんだよ」
と伝えたら、青年は不思議そうな顔をしていた。
オチはない。







