BON JOVIが9年ぶりに来日するらしい。
私にとってBON JOVIは、特別なアーティストだ。
どんな特別加減かというと、
洋楽を好んで聴くようになった私が、
自らの意思で聴いた初めての洋楽。
それがBON JOVIだった。
当時の日本は歌謡曲番組全盛期だったと思う。
そんな時代に、テレビで流れた
「Livin' on a Prayer」の衝撃は今でも忘れられない。
ロン毛で、アゴの割れた外国人が、
ブーツを履いて激しく歌っている。
なんなら胸毛もワシャワシャ生えてる。
圧倒的なエネルギー。
サビの暑苦しさを超越した熱さ。
これがアメリカなのか!
何だかわからないけど、カッコイイ!
ロックという言葉すら知らない
小学生だった私の胸は熱くたぎり
その映像に釘付けになった。
音楽のジャンルも、歌詞の意味も、
アーティストの背景も知らんけど、
ただ、飛び込んでくる音と映像に圧倒された。
理屈なんてなかった。
「なんだ、これは!」
その衝撃が私の洋楽人生の始まりだったのかもしれない。
あれから何十年。
途中で四半世紀ぐらいブランクはあるけど
さまざまなアーティストの音楽を聴くようになった。
声の質感に惹きつけられたり、
その世界観に浸ったり、
時には歌詞に心を動かされ〜
いや、歌詞にはあまり心を動かされないかな。
(洋楽は歌詞がわからないからいい!派)
聴く音楽も、音楽の聴き方も、
ずいぶん変わった気がする。
それでも「Livin' on a Prayer」は
特別な曲として、今も私の中にあり続けている。
なぜだろうか。
単に懐かしいだけではなさそう。
小学生の頃に夢中になったものを、
大人になっても好きでいる。
そういうことなのだろうか。
いや、どうやらこれも少し違う気がする。
改めてこの曲を聴くと、
懐かしさとは別の感情が湧いてくる。
それは「私達、あれから一緒に育ってきたんだね」
という感覚だ。
もちろん、
BON JOVIは私のことなど知らない。
私がどんな人生を歩んできたのかも、
どんな経験をしてきたのかも知るはずがない。
それでも私の人生の中には、
確かにBON JOVIがいる。
彼らの音楽に出会った小学生の私がいて、
BON JOVIの下敷きを自慢げに持っていた
晃くんという男の子が羨ましかったことも
ついでに書いておこう。
そう、そしてその後の年月を生きてきた私がいる。
その間彼らもまた音楽を作り歌い、年月を重ねてきた。
同じ時間を過ごしてきたわけでも、
互いの人生を知っているわけでもない。
それなのに、私は彼らと
一緒に育ってきたように感じるのだ。
距離感バグってるな。
でも感じるのは自由だ。
人間同士の関係性は難しいしメンドクセー。
けれど、音楽は違う。
何年も聴かない時期があったとしても、
再び再生ボタンをポチッとすれば、そこにある。
音楽そのものが変わっていなくても、
聴く自分は変わっている。
かつては、ただ「カッコイイ!」と胸を熱くした曲が、
年月を重ねると、同じ曲なのに受け取り方が違う。
それでも、それでも!
あの頃に感じた熱さは失われていない。
むしろ、いろいろな経験をしてきたからこそ、
あの熱さが自分の中に残り続けていたことを、
改めて実感するのかもしれない。
そして、今回の来日である。
もしも実際に彼らの姿を見られたなら、
きっと思うのだろう。
お互い、ずいぶん歳を取ったねぇ、と。
画面の向こうにいた彼らも、
あのテレビを見ていた小学生の私も、
あの頃のままではない。
けれどライブて
「Livin' on a Prayer」のイントロが鳴ったら?
たぶん、すべてが吹き飛ぶだろう。
理屈抜きで胸が熱くなった、あの小学生の私が
再び顔を出すのではないだろうか。
音楽は、過去に戻るための装置のようで
そうともいえないかな。
過去の自分に戻るのではなくて、
過去の自分も、今の自分も、
ひとつにつながった存在なのだと
感じさせてくれるものなのかもしれない。
そう考えると、なんだかいいよな。
BON JOVIと、私は一緒に育ってきた!
彼らが私を知らなくても、
私にとっては、そういうことなのだ。
ありがとう、BON JOVI。
あの頃から今まで、ずっとそこにいてくれて。
ちなみに子ども達も
「BON JOVIはLivin' on a Prayerが最高だよな!」
と言っている。血なのか。
さて、もしも本当にイントロが鳴ったら。
なんて言ってないで申し込みせねばなー。
行けるかなー。
紅弦11月の予定
【鑑定所】
11月8日(日)沼津駅アントレ2階『えにし屋』
11月14日(土)静岡PARCO「占いのアリーナ」
11月22日(日)沼津駅アントレ2階『えにし屋』
【個人鑑定】
えにし屋、静岡PARCO占いのアリーナ以外での対面鑑定をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
【電話鑑定】
鑑定所以外では、平日20時以降の電話鑑定を承っております。
遠方に在住等、対面では時間が合わないかたは、調整可能ですので
お気軽にお問い合わせください。
■ご予約、お問い合わせ■
お電話、SMS 09054506306
Eメール kumasakakougen@gmail.com