先日、ルノワール展を観に行った。
ルノワールは印象派の画家だ。
印象派というと、他に
モネとか、ピサロとか、ドガとか、シスレーとか
そんな感じ。
知っている人もいるけど、先に伝えておこう。
紅弦は絵画の魅力がよくわからない。
以前ダリを観に行った時は
「ダリすげー」「よく描くよねー」
「あ、これ美術の教科書で見たやつ!」
ミレーを観に行った時は
「あーこれ有名なやつ!」
「ミレーって子沢山なオッサンだったのか」
「借金しながら奥さんに食わせてもらってたんだな」
ぐらいの感想しか出てこなくて、そのぐらい残念。
なのになぜそれらを観に行くのか?
答えは「そこにあるから」である。
今回はどうなのか?確認するのだ。
それともうひとつ、美術館へ行く人とかって
「教養ある人っぽい」じゃん。
さて、ルノワールの絵の被写体は裸婦が多い。
瑞々しくなめらかで柔らかな
その美しい一瞬を一枚に閉じ込めた世界だ。
「さまざまな色を重ねて質感を表現しているんだなー」
「ルノワールも模写とかするんか」
ぐらいの感想しか出ない。
すぐに飽きてくる。おなかいっぱい。
そうなると、絵を真剣に観ている人達が
何をそんなに食い入るように観ているのかが気になる。
見ている世界が違うんだろうな。
学芸員さん達が絵を見守る姿が気になる。
一日中ここにいるんだよな?
すげー!って思う。
あ、髪の毛を張った湿度計発見!
美術館でいちばん好きなやつ!
あれは誰の髪の毛なんだろう?って思う。
絵を見せるための壁の整備が気になる。
何キロまで耐えるんだろう?
何キロまで据え付けで、何キロから吊るすんだろう?
って思う。
額縁が気になる。
これは絵ができてから注文するんだろうか?
それともサイズ別に売られているんだろうか?
誰が額縁に彫刻をするんだろう?
いつの時代の額縁だろう?
制作期間どれぐらいかかるんだろう?
額縁彫刻には何か決まりがあるのか?
って思う。
こうなると最後はもう額縁しか見ていない。
だがしかし、そんな残念な私にも、
記憶に残る絵が一枚あった。
ルノワールの弟子である梅原龍三郎の作品
「ナルシス」だ。
ギリシャ神話に登場する、
水面に写る自身の姿に恋い焦がれる青年
「ナルシス(ナルキッソス)」がモチーフ。たぶん。
〈参照 アートプラットフォームジャパン〉
椅子に座る全裸男子が
洗面器の中に映る自分を見ている絵だ。
多くの裸婦におなかいっぱいでヘトヘトななか、
「だよな!男子が被写体でもいいよな!」
「うわ、きゃわいいチ◯コ丸出し!」
「わりとなで肩」
「自分にウットリしても発情まではしないんやな〈股間〉」
と、ツッコミのエネルギーが湧いてくる。
途端に元気になる。
しょうもないけど、
自分はそれでいいんだと思う。
本物が醸し出す空気感、
それを成立させる運搬&設営、
支える人々、真剣に眺める人々、そして
この瞬間ここに自分が存在していること。
その世界に感動するの。
芸術はわからないけど、
私は美術館という世界が好きなのだろう。
あー、
こんな風に書いてしまって
「教養ある人っぽい」は永遠に無理だな。
紅弦10月11月の予定
【鑑定所】
10月18日(日)沼津駅アントレ2階『えにし屋』
10月25日(日)沼津駅アントレ2階『えにし屋』
11月8日(日)沼津駅アントレ2階『えにし屋』
11月14日(土)静岡PARCO「占いのアリーナ」
11月22日(日)沼津駅アントレ2階『えにし屋』
【個人鑑定】
えにし屋、静岡PARCO占いのアリーナ以外での対面鑑定をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
【電話鑑定】
鑑定所以外では、平日20時以降の電話鑑定を承っております。
遠方に在住等、対面では時間が合わないかたは、調整可能ですので
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