祖母の記憶 | 紅弦Worldへようこそ

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先日、嫌いな食物は何か?を訊かれました。

誰がそんなことを訊いてくるのか?

えにし屋の石使いセラピスト、Chikaさんです。

このかた独特でたいへん面白味があります。


さて、嫌いな食べ物については、

まぁマジレスしました。

・ウドの酢味噌和え
・砂糖を入れられた粉ふきいも

メシマズな祖母が生前に作ってくれた料理の中でも

ずば抜けて記憶に残る忌々しい2品です。


ビシャビシャの何かに浮いた

土臭さしかないウドが大皿で食卓に出される恐怖、

なぜかこれがメイン料理?しかも大量に!

甘いのか酸っぱいのかしょっぱいのかもわからない味わい。

土、土、土、泥水食ってるみたいな感じ。



おもむろにおやつとして出され、

口にいれた瞬間に広がる甘味とじゃがいもの持つ大地の香り。

次いで咀嚼した際の、ジャリジャリとした砂糖の食感。

おええええ!

思い出すだけでも恐怖が甦ります。


こわいでしょ?こわいでしょ?



数年に1度、嫌いな食べ物を訊ねられる機会があります。

そのたびに思い出すこれは

押し入れにしまった、普段は使わないものを開けて

確認して悶絶して、またしまう行為に似ています。



祖母の記憶は「色々とやられたなぁ」という笑い話が多いのですが

食べ物だけは別なんだなと

改めて自分が許せないもの→食べ物

というのを実感しました。

記憶に残ったもん勝ちというのも実感しますね。


蒸し暑いから、

こんなひんやり話でもつまんで

脳ミソリフレッシュしておくれよ!




あ、基本的に虫は食べません。