マイケルおじいちゃん(猫)が突然動けなくなった。
おじいちゃんは10年前に私が今の家に引っ越してきた時に
すでに地域にいた野良猫である。
倒れてからかれこれ1週間が経つ。
病院へ連れて行ったが
いくつか血液検査をしても若干高血糖な以外は問題なし。
高濃度のブドウ糖だけで処方はなし。
「もう年が年だから老衰」とのこと。
そういわれちゃどうしよもねーっす。
水はなんとか飲める。
でも脱水ぎみ。
貧血ひどい。
ヨレヨレで立てない。
咀嚼力や舌のザラがなく、うまく食べられない。
なんていうかこうなってくると介護状態。
トイレシートや注射器のようなものを駆使して
下の世話をしたり栄養を流し込む日々。
食べる(流し込む)量も少ないんだけど
1週間便通がない。これは気になってしまう。
昨夜はとうとう、
尻マッサージ&オイル綿棒de尻穴を実践した。
いやね、猫だからいいけどさ
これが人だったら大変だよ。
介護の現場ってどんなだろうか。
おまけに老老介護ってどんなだろうか。
そんなことを考えながら
マイケルの尻をいじり倒してやった。
しかしだ、私の尻穴攻撃が効かないっ!!
精魂込めてやったのに(精魂込めたところでな)
浣腸かなー。浣腸せねばならんのかなー。
捨て犬と捨て猫を世話することにより
おそらく徳は積んでいるのではないかと思う(自分でいうか)
でも現実的にフトコロが痛くその徳は実生活では
何の役にも立たない。
人生はいつでも自己満足と実生活の戦いだ。
とにかく、倒れたのが我が家でよかった。
外で倒れたら二度と会えなかっただろう。
病院代の28,000円分、
猫にとっては価値がないかもしれないけど
しっかり生きてほしいと願うのだった。
