我が家の近所にあります、たびたびブログに登場する
上之神社(かみのじんじゃ)の話です。
上之神社は10月の最後に祭典があります。
神無月に出雲へ出かけた神様がお帰りになるのを、
掃除して供物を用意して、皆で迎えるのです。
祭典当番である今年、
張り切って神社のお掃除へ行きましたら
今まで黒くて全く読めなかった看板が
新品になっておりました


読める!読めるぞ!
実際にこの目で確認できて嬉しいです。
祀神不祥と記されてはありますが
明治2年まで妙見宮と呼ばれていたこと、また
日本では珍しく鳥居や拝殿本殿が正北を向いていることから
北極星を星宿とする妙見菩薩が祀神であると解釈するのが自然です。
仏教でいう妙見菩薩は日本の神様の天之御中主神とされていて
千葉神社、秩父神社などが、この上之神社の仲間になりますでしょうか。
確かに、そのストーリーからすれば
太陽系の神様達と合祀はかなりの無理がございます。
さらにわかったこと・・・この神社は十五等級らしい(国からの待遇が一番下)
創造神ですが待遇は一番下です!
なんといいますか、
この一筋縄ではいかない潜んだ感じに
ますます愛着がわいて仕方がないのです

皆様の地域を守っている小さな社にも
ユニークな物語があるかもしれません。


