新聞奨学生をやっている娘からの生活報告を聞くのが最近の日課、紅弦です。
居住地区住民の交通マナーが悪くイライラするとか、
集金業務の進捗や今日は何を食べたか?とか、
お友達ができたよとか、
猫の交尾を見てしまったとか、
娘は毎日たくさん話をしてくれます。
かなりの体力気力忍耐力継続力を必要とする新聞奨学生、
学力人並みなのに高校はベルトコンベアで大学は推薦という
ぬるい環境で今までのらりくらり進んだ娘にはぴったりです。
就活で一般受験の皆さんと同じ土俵に立ち未来を手に入れるためには
これぐらいでちょうどよい気がします(鬼母)
道に転がる石を拾いレールを敷いて誘導する親御さんもいれば
我が道を進む娘の足をひっぱり嫌がらせに余念がない私のような親もいます。
前者は子にはあまり苦労させたくない、
後者は子には強く生きてほしい、
どちらも同じ「子への強い思い」があります。
親も違えば子も違うので、何が良いわるいとか正解はありません。
ただ自分を信じるのみです(結局それかい)
先日部屋を整理していましたら、
17年前にこども病院で写した写真が出てきました。
心臓の手術をしてから4日目ぐらいでしょうか、
何本もあった管はだいぶ外れてますが
まだ胸にドレーンがついています。
懐かしいです。
こどもの先天性心臓病の手術は国費負担、
つまり皆様が納税くださった血税で娘は今生きています。
心臓が完全に機能することはありませんが、
「親のスネかじりたいよー(´Д`)」と嘆きながら
自分で大学資金を工面して学業に励みますので
皆様どうか、今をめいっぱい駆け抜ける芋娘を
「ワシが払った税金の使い道のひとつ」と思いながら
気にかけて祈ってやってくださいませ。
あ、新聞奨学生女子大生密着取材したいかたは是非声をかけてください。
4年間完走するためのプレッシャーになるでしょう(猛毒親)