私が遅くに帰ると
既に眠りに就いた坊やからの
置き手紙があります。
時々アールグレイがアイスティーになって
テーブルにあります。
翌朝用にお米が研がれて炊飯器で予約されていたりします。
私自身は親の希望を叶える出来のよい子ではありませんでした。
「人のことを考えろ」「疲れてるんだから」「気を利かせなさい」
働いている母によく怒鳴られ
グズグズと泣いたものでした。
その出来の悪い私の遺伝子を受け継ぐ坊やですから
正直私も親として期待してはいません。
「私の事は気にしなくていいから自分の事だけやりな」
坊やにはいつもそう言ってきました。
あの頃の自分に言い聞かせるようにしていたのだと思います。
そして坊やはやっぱり私と同じように
親の希望を叶える子ではありませんでした。
この手紙は皮肉にも、繰り返す因果の形なのです。
親の願いなんて叶わなくていい・・・そんな今日この頃、
坊やからの手紙を読んでは、やっぱりグズグズ泣く私なのでした。
結局泣き虫なんだわ。
私死ぬまでハナ垂らしてアウアウ泣くわ。
幸せなんだわ(T_T)

