残業が終わって 遅くに帰宅すると
骨髄移植推進財団から お便りが届いていた。
いつも届く小さな封筒ではなく
今回は オレンジのA4封筒だった。
12年前、娘の心臓手術が決まったとき
献血のついでに
私は姉と一緒に 骨髄バンクへ
ドナー登録をしている。
もちろん 自己満足のためだ。
私が役に立つのなら 是非使ってもらいたい。
そう思ったのだ。
あれから12年。
お便りの中身は 活動報告ではなく
「骨髄ドナーコーディネートのお知らせ」
と書いてあった。
え!? まさか???
ドキドキした。
拝啓 ますます御健勝の・・・
この度、貴方様と骨髄バンクの登録患者さんの
HLA型(白血球の型)が一致し、
ドナー候補者のひとりに選ばれました。
そこれ、今後、骨髄提供に向け・・・・・
・・・マジか!!!
私と同じ白血球の型の人がいるということに
心が震えた。
「救いたい」 とかじゃない
「それなら私の骨髄を是非使ってくれ!」って感じだ。
同じ白血球の型だというだけで
かなり感情的になる自分がいる。
やっべぇ~
メチャ健康でなくちゃ いけないんじゃん!!
あまりにも自分を酷使しすぎていた日常に反省。
どうにもオロオロする私。
とりあえず 返事を出そう。
やれるトコまでいってみよう。
そして今
このそわそわを落ち着かせるために
青汁を飲もう・・・
骨髄バンクにドナー登録している方がいたら
「その日は突然やってくる」
骨髄バンクも例外なくそうであると 伝えたい。