閲覧いただきありがとうございます。

 

いつもいつも更新が滞ってしまって申し訳ありません。

 

ブログが止まると、まるで時間が止まっているかのごとく、保護活動そのものも止まっているかのごとく、我々の生存さえわからず、今までここで紹介してきた保護犬たちはどうなっているのかと心配される方もいらっしゃるかも知れませんので、近況の報告をさせていただきます。

 

動物相手の活動ですので、ブログが止まっても、犬たちの日常が変わるわけではありません。犬たちは毎日ご飯を食べ、散歩に行き、病院に行ったり。シャンプーをしたりと、一般家庭の愛犬と、全く同じ日々を過ごしています。

 

動物相手ですので、もちろん悲しい別れもあります。

 

2月13日。

パピヨンの笑くんが永眠しました。

 

2017年に保健所に収容されて、公示期限が過ぎても飼い主のお迎えがなかったので引き出した子です。

 

保健所に収容されるまでどんな暮らしをしていたか、我々には知る由もありませんが、お迎えが無かったことからも大切にされていなかったことだけは確かです。

 

人からそんな酷い裏切りを受けても、恨みに思うこともなく甘えん坊のお人好し。

他の犬に吠えかかられても、ニコニコと菩薩のような笑みで相手をなだめる平和主義者。

 

しかし、保護した当初から血尿があり、レントゲンを撮ると大きな結石が見つかりました。

手術で取り除きましたが、体質によるものか何度摘出してもまた出来る。

 

容姿も可愛くて、性格も優しくて、健康でさえあれば里親希望者さんもたくさん現れたことでしょうが、たとえ現れたとしても重い持病を抱えた状態で送り出すのは我々も不安なので、最終的に里親募集を諦めることにしました。

 

保護してから6年。

 

推定14〜15歳くらいでしょうか。

 

病弱な体で、よくぞここまで長生きしてくれたと思います。

いつも明るく、優しく、他の保護犬たちと楽しく遊んでくれました。

 

笑くんを気にかけてくれた読者もいてくれたので、本来ならリアルタイムで報告すべきところを2ヶ月も遅れてしまったことお詫びいたします。