閲覧いただきありがとうございます。
12月にご支援のお礼の記事を最後に、またまた更新が滞り、気がつけば2022年になっていました。
あけましておめでとうございます。
そして今日から2月です。
今年もよろしくお願いします。
さて、
昨年11月にふりかかる大事件(後日談)という記事を投稿しました。
他団体から、注意喚起の回覧板のような形で回ってきたのですが、そこに書かれている代表者名、団体、やり口が思い当たることばかり。実は私たちも3年前に振り回された当事者だったので、当時のことを事細かに記事にしていました。
当時は実名を伏せていました。
迷惑はかけられましたが、被害というほどでもなく、問題の団体、代表者を吊るし上げるつもりはなかったからです。当人たちがこの記事を読み、反省して襟を正してくれたらとの願いを込めていました。
ところが、さすがに3年後も同じことをしていて、注意喚起の回覧板が回ってくるほど多くの被害が出ているのならと実名を公開しました。
すると大きな反響がありました。
全国各地で同じことを繰り返しているらしく、多くの被害者がいて、他県には被害者の会もあるようでした。
そしてこのたび、
本日発売の週刊女性にて、くだんの団体の記事が載るそうです。
私たちのところにも取材依頼の問い合わせがありましたが、ブログで記事にした以上のことを知りませんので、私たちは取材についてはお断りさせていただきました。
週刊女性の回し者ではありませんが、一応告知させていただきます。
ただしかし。
私たちポーズハンズが、他の保護団体を攻撃する、批判する、ということは、正直なところ、あまり気が進まないのが本音です。
もちろん、犬猫の命をネタに人々の同情心を利用して詐欺行為を働くなど、許し難いことです。そんな悪徳団体は無くなって欲しいと願っています。
ですが。
そうは言っても、この団体とて、多少なりとも保護犬猫を救い、幸せにしたことはあるはずです。
その影で1万人の人を苦しませ、1万匹の犬猫を不幸にしていようと、少なくとも1匹くらいは救った事実はあるでしょう。
団体代表のフェイスブックを見ると、保護犬と共に、幸せそうな笑顔を浮かべる里親さんの写真を多々お見受けします。
もちろん、何も知らない里親さんに罪はなく、里親さんにとって、この団体代表は、愛犬の命を救ってくれた恩人であり、引き合わせてくれたキューピットでもあるわけです。
もし、悪徳団体だったと知れば、この善意の里親さんをどれほど悲しませてしまうことでしょう。
悪名が広く轟いてしまえば、そこから引き取った犬ということで、白い目、差別を受けてしまうかも知れません。
そうなれば、幸せに暮らしているその後の姿を、団体代表に一目見てもらいたいと思っても、里帰りすらできません。
なので、公の場で積極的に批判することには躊躇してしまうのです。
もちろん、悪いのは悪徳団体ですし、誰かがその不正を取り締まり、潰していかなければ、永久に被害者は増え続けてしまいます。犬猫のためにより良い未来を作ろうと動いている方々には心より敬意を表します。
私たちポーズハンズにできることは、保護団体として、襟を正し、犬猫に対しても、里親さんに対しても、応援してくださる方々、ブログを読んでくださっている人たち、犬猫に関することなら全方位に向けて誠実に行動しなければならないと思っています。
3年前の事件の時、団体代表の良心に訴えかけて、少しで改心してくれるならと、実名を伏せて3本の記事を投稿しました。
ところが残念ながら、私たちの想いは届かなかったようで、今も同じ行為を繰り返していました。
それで今回に至ったわけですが、当該団体代表さん、そしてそれとよく似た詐欺行為を続けている保護団体さん、訓練士さん、たくさんいるのは存じ上げています。
これを機に、保護犬猫をダシに私腹を肥やすのは、もうやめませんか。
これを切に願っています。
あなた達は、軽い気持ちかも知れませんが、命を助けるために必要なお金は全国的に足りていないんです。
一匹でも多くを救いたい。そしてそのために、そのお金を本当に必要としている団体に、少しでも回ればと願うからこそ、これまで私たちは支援金の受け取りを拒否してきました。
ところが、その貴重なお金も結局、必要とされている所には届かず、あなた方の贅沢に使われるばかりか、支援してくれる善意の人の生活すら破綻させているとすれば、何一つ救えていないことになります。
どうか、人として最低限の良心を持ってください。
これで本当に終わりにしたい。そんな気持ちでいっぱいです。