閲覧いただきありがとうございます。

 

昨日は、たくさんのリブログ、ありがとうございました。

 

おかげさまで、この記事を目にした方から数件の目撃情報の連絡をいただきました。

 

そして本日早朝にいただいた目撃情報を元に飼い主さんが現場に急行し、金ちゃんを発見することができましたが、誠に残念なことに、すでに車にはねられて亡くなっていました。

 

現在、飼い主さんはとてもショックを受けておられ、この記事をあげて良いものか迷いましたが、読者の皆様のたくさんの善意のおかげで、金ちゃんと会えたわけですから、そのご報告とお礼はしなければなりません。

 

残念な結果だったとはいえ、また会えたのは皆様が拡散してくださったおかげです。

そうでなければ、飼い主さんは行方不明のままいつまでも心配し続けることになっていたかもしれません。

 

本当にありがとうございました。

 

 

飼い主さんは、金ちゃんが逃げてすぐに、警察、保健所に問い合わせ、ポスターを作って近隣に貼って回り、必死になって探し回りました。

 

私たちにもすぐに連絡をくださり、逃がしてしまったご自身の責任を悔やんで、何度も何度も泣きながら謝られていました。

 

最後は本当に残念な結末になってしまいましたので、今の飼い主さんの心中は察するに余りあるものがあります。

 

でも。

 

愛犬を失った悲しみを拭いさることはできませんが、これ以上、ご自身を責めるのはやめてください。

 

おそらく、犬を飼っている日本国民の誰一人として、一度たりとも犬を逃がした経験のない人はいません。

 

どれほど気をつけていても、人は絶対にミスをしてしまうからです。

 

それを完全に無くすためには動物園並みの施設に閉じ込め、散歩にも一切連れ出さない管理が必要になります。

 

その動物園ですら、時に脱走のニュースが世間を賑わせたりもするのです。

 

だから逃がしてしまったことを、責める権利は誰にもありません。

 

逃げてしまった後、無事に帰ってくるか、交通事故で亡くなってしまうか、これは完全に運次第となります。

 

不運だった。

 

ただそれだけです。

 

今の飼い主さんを慰める言葉も見つかりませんが、

保護されるまで、餌も与えてもらえず、生まれてから一度も散歩にも行ったこともなく、餓死寸前で飼育放棄された金ちゃんを本当に可愛がってくださりました。

金ちゃんはその日々の幸せを噛み締めていたに違いありませんし、私たちには感謝しかありません。

 

どうか1日も早く心の傷を癒される日をお待ちしております。

 

そして読者の皆様、このたびはご協力、本当にありがとうございました。