閲覧いただきありがとうございます。
何度か記事にしているボスですが、
去勢手術も済み、退院して早くも1ヶ月が経ちました。
去勢手術の効果もあってか、保護当初に比べるとオシッコの出も改善されました。
とはいえ、前立腺にある腫瘍が消えたわけではないので油断はできません。
7年間積み重なったフィラリアも、もちろん消えてなくなるわけもなく、重度のままです。
『なにも解決していないではないか!』
と思われるかもしれませんが、保護当初17キロしかなかった体重もどんどん増加し、今のところは元気一杯です。
7歳にして青春を謳歌するかのごとく、今ではボス専用と化している私設のドッグランを隅から隅まで駆け回っています。
最近、ようやく「ここが自分の家だ。」と理解してきたようで、声帯の異常を心配するほど吠えなかったボスが、時おり来客に吠えるようにもなってきました。
決して攻撃的なわけではなく、頭の良さ、性格の良さ、甘えん坊ぶりは健在です。
さて。
ふとブログを読み返してみると、ボスの記事と、りゅうの記事が近い間に混在しています。
毛色の似た2頭の犬。
少しまぎらわしい。
初めて読んだ人は、どっちがどっちか何が何だかわからないのではないかと。
そこで両者を比較しながら違いをご説明します。
まず予備知識として、
ボスは保護犬です。その経緯はこちら。
そしてりゅうは私の愛犬です。その説明はこちら。
りゅう(手前)ボス(奥)、初対面のご挨拶。
似てますね。
地面の匂いを嗅いでいるのがりゅう。
それを不思議そうに見ているのがボス。
座っている顔が白いほうがりゅう。
立っている顔の黒いほうがボス。
これは少しわかりやすいかも。
ひっくり返っておどけているのがボス。
不思議そうに見ているのがりゅう。
まだ構ってアピールしている天真爛漫なのがボス。
呆れてるのがりゅう。
この2枚の写真だけで性格の違いさえも完璧にわかりますね。笑
もし、シェパードが好きな人が実物のボスを見たら、絶対に欲しくなること間違いなしだと思います。
それほどに魅力的な犬です。
こんなに甘えん坊で、
しかも、どこからどう見ても健康そのものに見えるでしょう?
病気を抱えているなんてとても信じられません。
このまま寿命まで元気に過ごせるのではないかと思えてしまいます。
しかし、
それが全て表面的なものだということは、検査結果が証明しています。
病気を抱えている犬。
いつ急逝するかわからない犬。
生涯治療が必要かもしれない犬。
医療費がかさむことが前提の犬。
どれほど性格に優れた美しい犬であっても、これを覚悟し、お約束いただける奇特な里親希望者さんが現れるのはなかなか難しいかもしれません。
ポーズハンズが終の住処となる可能性は保護した時から覚悟の上ですが、ボス自身もここでの暮らしがまんざらでもなさそうです。
訪問者全員に毎回この笑顔を振りまきながら今日も楽しく暮らしています。