3日前に予告した、4/12の東京の感染者数。
前日197人→166人で16%減でした。
僕の想定通りの結果になった。
この想定をしている人はほとんどいなかったみたい。
モーニングショーを見ていたけど、なぜ減ったのかを説明できていなかった。
「日曜日だから」くらい。
これは可能性がないと言えないけど少ないと思うんだ。
先週、100人以下になったのは、月曜日と火曜日。
どうして、土日にならないのかというと。
東京都が発表している「新型コロナ受診相談窓口相談件数」をみれば分かる。
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
この件数は明らかに土日が件数が少ない。
たぶん、医療機関から保健所への相談数だと思う。
だから、土日は医療機関がやっていないところが多いからがくっと減る。
三連休は祝日も減っているし。
さて、この数字と感染者増加数の関係だけど、すぐには反映しないらしい。
医療機関から相談があって、保健所が検査の手配をして、実際に検体を採取して、検査する。
この手順に2日掛かっているみたい。
だから、土日の問い合わせが減る分が月火に反映して、感染者数が減るみたい。
だから、日曜日の数字は、金曜日に医療機関からの相談だから、減る理由がない、ってなる。
もう一度、昨日の東京の感染者数を見てみる。
前日197人→166人で16%減。
少し減ったね。
だと思っていた。
ところが中野の病院ででっかいクラスターが発生していた。
166人の中にそのクラスターの分が入っている。
そこで、東京の感染者で感染経路不明の人数を見てみよう。
前日152人→64人で57%減。
おおー、いきなり半減以上かよ!
もちろん、何か別の原因があって減っているのかもしれない。
ただ、今のところは、その原因は僕の想定しか見当たらない。
もう一度、僕の想定を書いておくと。
日本における欧米からの感染者、第二波。
中国からの第一波に比べると10倍くらい多い。
なぜ、こんなに多いのか。
そこに、新宿キャバクラをベースとした夜の巨大クラスターが関係している。
韓国の感染者数を語るときに感染者5000人を出した新興宗教の巨大クラスターを無視できないように、
日本の第二波には、夜の巨大クラスターが大きな影響を与えているって想定。
で、なんで、その想定だと昨日の感染者が減るのかというと。
3/30の小池知事による会見。
さすがにキャバクラとは言わなかったけど、バーやラウンジを指定して数多くのクラスターが発生していることを語った。
さすがにこれを聞いて新宿のキャバクラに行くおっさんが激減した。
そこから感染から検査で陽性になるまでの13日間を足して4/12の東京の感染者数が減るのか。
もちろん、13日と言っても、それより速い人も遅い人もいるから、急激に減るかどうかは分からなかった。
微減かなと思っていたら、半減以上。
そこまで夜の巨大クラスターが影響していたのか、っていうのが感想だなぁー。
まぁ、明日からの数字も見ないと分からないこともあるけど、今の時点では、想定が当たっているっていう評価。
この激減を支えたのはふたりの関係者がいる。
ひとりは志村けんさん。
3/30に亡くなって、大きなニュースになった。
で、たぶん、感染したのが夜遊びで夜の巨大クラスター。
それを知った小池都知事が、志村さんの最後のメッセージとして、夜遊びは危険として警告を発した。
志村さん→小池都知事。
ナイスコンボ。
ちなみに、都民相手に伝えたメッセージだったけど、全国にも伝わった。
首都圏や大阪、福岡と言った緊急事態宣言を出した府県が感染者数が半減した。
残念ながら、ちょっと前まで感染者ゼロだった島根県には伝わらず、女子高生が働くガールズバーが夜のクラスターになってしまった。
で、安倍総理があわてて、バーとラウンジを名指しで自粛を呼びかけた。
これで田舎のキャバクラも客が減って、田舎の夜のクラスターが13日後には激減すると思う。
あと、もうひとつ。
数字で夜のクラスターの状況が分かるものがある。
感染者と死亡者の率。
4/11は1.94%。
その2週間前の3/28は3.24%。
たった2週間で1.3%も減っている。
医療機関のベッドが減っていて、対応が大変になっているのに、こんなに減っている。
死者率が低くて、コロナ対応が模範生と言われていたドイツと韓国。
実は4/11には、韓国が2.00%でドイツが2.16%と日本の方が死亡率が減ってしまった。
あれだけ、内外から検査が少なくてヤバイと言われ続けてきた日本。
それが韓国、ドイツより死亡率が下回った。
その理由は明確。
夜の巨大クラスターがやたらと大きくなったから。
発見される感染者が夜の巨大クラスターで感染した。
東京都の感染者の年齢分布がそれを表している。
4/10時点で、20代、30代、40代、50代がほとんど一緒。
60代、70代、80代は年齢があがると急激に減る。
30代~50代のおっさんと20代のキャバ嬢と黒服。
50代以下の死亡率はやたらと少ない。
重症化もあまりない。
もっとも、無症状者はあまりいない。
どういうことかというと、キャバクラで働いていた人とキャバクラ通いをしていたおっさん。
とうぜん、持病もなく元気。
そういう人達は感染しても軽症。
無症状の人は、キャバクラに行っていたことは言わないから見つからない。
4日も熱が続いて、13日前にキャバクラに行っていた人が、「やばいかな」と相談してくる。
その結果、感染者に対するそういう人達の比率があがって死亡率が下がる。
あと、今日のモーニングショーで港区の保健所のコロナの部署の取材をしていた。
職員がやたらと多くて、゛どうみても椅子の数より職員が多くて、マスクをしていない人もいる。
大きな声で電話している人達や話し合っている人達がいて、三密状態だった。
あそこにひとりでも感染者がいたらクラスター化、確定となりそう。
他の区の保健所も取材で出てきたけど、職員がそれほどいないから距離が取れていた。
港区だけ、キャバクラ通いのおっさんとか、キャバ嬢とかが住んでいる率が高いんだろうな。
人口比だと感染者が3倍くらいあるから、保健所がパニック状態。
と。
日本の第二波は、夜の巨大クラスターのせい。
それを裏付ける数字とかが、一杯出てくる。
たぶん、キャバクラ通いのおっさんは、ひとりで都民1000人分の濃厚接触をしていたみたい。
もともと、日本人の生活習慣はコロナが感染しづらい傾向がありそう。
例外がキャバクラ通いのおっさん。
それまで、ひとりの感染者が1.5人くらいに感染させていた日本。
それに対して、ひとりの感染者が3人くらい感染させていた欧米。
これが、感染者が倍になる日数が欧米の2日と日本の14日の違いがあった。
ところがキャバクラ通いのおっさんと欧米から来た感染者が夜遊びしたことで、
5日で倍増になっていた。
これほっぽっとくと、日本のコロナも欧米化してしまったかも。
ちなみに、韓国はキャバクラ的なところを実は閉鎖していなかった。
芸能人が感染してその元になったの人が水商売の女性。
そこから、夜のクラスターが想定されて4/10に400軒以上閉鎖になった。
これは日本と同じように夜のクラスターの検査が進んで、感染者爆発になるんじゃないか。
そう思ったら、そんなことなくて、感染者がどんどん減っていった。
なぜ、韓国は夜のクラスターが出ないのか。
考えてみて、分かったことがある。
韓国には欧米からの第二波がない。
欧米で感染が広がって入国禁止になるまでの期間。
韓国は中国に続く感染者数第二位だった。
欧米の国々は韓国を危険なところと渡航制限を掛けていた。
だから、欧米から人達が来なかった。
日本はどうかというと、中国が閉鎖されているから、いつも以上の欧米人が来た。
欧米人の旅行者って、あんまり中国人がいるところを好まない。
だから、中国人がいないと分かると、喜んでくる。
僕も2月末にバリ島にクアラルンプール経由で行ったんだけど。
日本人を含めてアジア人はそれほどいなくて、欧米人が7割だった。
普通は日本人とか中国人とかマレーシア人とかインドネシア人が多いはす。
だけど、まだ感染が広がっていることをまだ知らない欧米人はこぞってバリ島に来ていた。
たぶん、日本もそうだったと思われる。
それが夜の巨大クラスターを作って、第二波となった。
今、安倍総理は人との接触を8割減らすように言っている。
だけど、実は。
もしかしたら、もう減少への道に入ったかもしれない。
もちろん、僕の想定違いがあるかもしれないし。
まだ見つかっていない巨大クラスターがあるかもしれない。
だから、ステイホームは僕もすべきだと思う。
だけど、これから感染者が減りだしたら。
僕の第二波は夜のクラスター論が正しかったと思うんだ。
あ、今日は月曜日だから、2日前の医療機関の相談が少ない日。
だから、減った分はそれが原因かもしれない。
明後日には、普通の検査数になるから。
そこの数字が重要になってくる。
注意して観ていてね。