いままで、コロナ感染者の数字を追いかけてきて、不思議に思っていることがある。

それが、コロナが先進国病だということ。

 

最初が中国だったから、微妙だったけど、パンデミックになって明確になった。

欧米とアジアの感染者数が違いすぎる。

 

どうみても、感染拡大の始まりの地、中国に近いアジアではパンデミックが起きずにヨーロッパアメリカでおきたのか?

 

今、日本も含めたアジアでも感染者が再び増えているけど、これは欧米からの移入者による感染拡大だ。

それも、欧米みたいにオーバーシュートが起きているところまでいっている国はまだない。

 

もし、アフリカに感染が広がったら、医療が遅れているし、衛星概念が遅れているから、とんでもない感染拡大が起きる。

 

そんなことをWHOをはじめ、いろんな人が言っている。

だけど、そういうことが起きていない。

 

兆候もまだない。

 

 

なぜ、欧米だけがオーバーシュートが起きるのか?

 

 

なんとなく思っていたことがある。

 

コロナって先進国病じゃないのか。

 

先進国の生活習慣がコロナ蔓延につながるんじゃないのか。

 

 

当初、アジアに感染が広がったのがシンガポールだった。

 

アジアで先進国と言えるのは、日本とシンガポール。

 

 

シンガポールの人口に対する感染率が高かった。

 

 

それも、コロナが先進国病だと考える理由になっていた。

 

 

だから、日本はヤバイって思っていた。

 

 

ところが現状を見ると、なぜか日本だけが先進国なのにオーバーシュートの流れが起きない。

 

その理由が分からない。

 

 

だけど、やっとみつけてしまった。

 

 

答えは肥満。

 

 

あるニュースでICUに入るまでになってしまった人のBMI調査の話をしていた。

 

30%が肥満気味、30%が肥満、7%が超肥満、だったらしい。

どこかの欧米の国の調査だった。

 

 

「これだ!」

 

 

日本が欧米と違うのは先進国なのに肥満が少ないこと。

 

たしかに、日本も肥満が増えている。

だけど、日本の肥満というのは、欧米からみたらただのぽっちゃりでしかない。

 

欧米だとドラム缶みたいな人がやたらといる。

 

 

で、調べてみた。

 

世界の肥満率、WHO調べ。

 

WHOに加入している189の国のうち。

日本は肥満率、何位でしょうか?

 

答え………166位!

4.5%しかいない。

 

アメリカは31.8%。

なんと日本の7倍も肥満の人がいる。

 

 

欧米ではスイスが低めで、それでも14.9%。

イランをはじめ産油国も軒並み高い。

 

 

見事に感染が広がっている国は肥満率が高い。

 

 

ちなみに韓国も低めで7.3%。

 

だから、オーバーシュートを回避できたみたい。

 

 

中国はというと。

5.6%…あれ、低い。

 

これだと、感染が広がらないはずなのに。

 

武漢は特別なのかを調べても、GDPが高めではあるが、それほどでもない。

 

 

もっとも、中国は最初だったのにかかわらず、結果的はなんとか抑えきった。

 

上海、北京ではそれほど増えなかった。

 

 

そう考えると、強権発動と共に肥満率が低いのも抑えきれたひとつの理由かもしれない。

 

 

死者の持病を調べたら、肥満症や糖尿病といった、肥満が原因な病気の人が70%くらいいる。

なんか、高齢者の持病持ちというと、枯れ木みたいな人のイメージがあるけど、実際は違う。

 

肥満とコロナは、間違いなく関係していると思う。

 

 

で、ここからは想像が入る。

 

食べ物に感謝ができていない人がコロナにかかるんじゃないかな。

 

沢山料理を並べて、一杯食べて一杯残す人。

 

 

バイキングに行くと、食べきれないくらいとって、それが幸せな人。

 

 

日本人って、そういう食事の仕方は恥ずかしいこととして認識されている。

 

 

食べるときは、「いただきます」、食べ終わったら「ごちそうさま」。

 

 

食前食後に感謝を言葉にするのは、世界でほとんどないらしい。

 

キリスト教だと、食べる前にお祈りがあったりするけど、食べた後はない。

 

 

日本が世界一、食べ物に感謝を捧げている国民なのかもしれない。

 

 

それが先進国で唯一、肥満率が5%以下という数字に繋がっている気がする。

 

 

 

あ、だけど。

 

日本は、広がりづらいかもしられないけど、気を抜くと広がるぞーーーー。

 

 

自宅待機生活、1日目にそんなことを考えています。