このあたりで、実用的な発想術をひとつ披露しちゃぉう。
 
僕も、必要に応じて使っている方法なんだけど、
これを使うと、発想がとまらなくなるって、いう方法。
 
ただ、だいたい一週間くらいの期間を使うことを覚悟してほしい。
 
まず、発想したいことを選ぶ。
 
僕の場合、「本のタイトル」を決めるときによく使っている。
 
このブログを読んでいる方なら
「ブログのネタ」あたりが一番いいかな。
 
まず、用意するもの。
 
A6ノート。
 
なかったら、メモ帳ならなんでもいい。
 
まずは、メモ帳の一ページに、発想したいことを書く。
 
「ブログのネタ」ってね。
 
次に、15分の時間を用意する。
 
まず、やることは、いわゆる100出しだと思ってほしい。
 
15分の間、とにかく、発想することを書き続ける。
ただし、詳しく書くんじゃなくて、一行くらいで。
 
このとき、「いいネタかどうか」は考えないこと。
 
とにかく出す。
 
「ありがちだなぁ」・・・オッケー、書く。
 
「あやふやだなぁ」・・・オッケー、書く。
 
そんなことをして、できるだけ多く書く。
 
いいものである必要は全然ない。
とにかく書く。
 
一杯書く。
 
15分経過したら、やめる。
 
どのくらい書けたか、見てみよう。
 
最初のときは、あまり書けないかもしれない。
 
友達と比べてみたら、少ないかもしれない。
 
そんなの関係ない。
 
重要なのは、今のあなたより、明日のあなたの方が一杯でるということ。
 
この作業をした後、いいネタを思いついたらメモに記入する。
だから、手帳と筆記具は持ち歩くこと。
 
ただし、とりあえず、いいと思えるものだけ書く。
あんまり数出すのが良いわけではないので。
 
「どうかな」と思ったものは書いておこう。
判断する必要はこの時点ではない。
 
さて、家に帰ってきて、一息ついたところで、
もう一回、5分だけ、ネタだしする。
 
これは、あまり根をつめなくていい。
いくつか出すつもりくらいで。
 
そして、メモ帳と筆記具を枕元において寝る。
 
朝起きたら、メモ帳と筆記具を手に取る。
 
寝ている間に何か思いついたら、書いてみる。
 
あとは、普段どおりの生活をする。
 
ただし、メモ帳と筆記具は持ち歩いて、
何か思いついたら書いておく。
 
夜、また、5分のネタ出し。
 
この繰り返しを一週間くらいする。
 
 
以上、加圧発想術のやり方でした。
 
 
えー、ちょっと解説すると、
この方法は、無意識を使って発想するという方法です。
 
実は15分や5分のときのネタだしは、
ただの無意識に「これをさがせ」という指令を出す役割。
 
寝る前にやるのは、寝ているとき、頭の中が整理される。
朝おきたとき、なんか出てくる可能性が高い。
 
あとは、ひょんなときに思いつく。
 
よく言うのは、トイレの中とか、電車の中とか。
リラックスしているときが出やすい。
 
解説はこれくらいでいいかな。
 
いちよう、最近の脳科学に基づいたやり方なんだ。
 
 
 
さてさて。
 
一杯出た、ネタ帳のリスト。
 
どれがいいか、今度はちゃんと意識して選んでみよう。
 
「なんだ、これは?」なんてものも一杯あるだろうけど、
気にすることはない。
 
そのときは、いいかも、と思ったものも、バカみたいと思えたりする。
そんなの気にしない。
 
いいのもしょーもないのも含めて一杯出た。
 
それが大切。
 
一杯の中から、必要な分だけ選ぼう。
 
 
なんどか加圧発想をしていると、
ネタが出るスピードと質が向上してくるから。
 
比較できるように、前のものも残しておこう。
 
自分の発想レベルが上がっていくのがわかるはず。