レバレッジという言葉を考えてみた


ビジネス本好きな人にとって、レバレッジって言葉は誰もが知っている言葉になっているよね。
僕の周りにもレバレッジって言葉が好きな人が一杯いる。


でも、その使い方を聞いていると「うにっ」ってなってしまうことがたびたびある。


「夢は、いやなことをしないで年収一億を超えることです」


「ふーん。どうやって、それを実現するの?」


「ほかの人のリソースを活用して、レバレッジを利かせてと実現できるんです」


こんなことを言うんだよね。

その実、その方は何をしているかといえば、何もしていない。
あ、普通に勤め人はしていたりするんだけどね。

少なくても夢実現の行動はしているとは思えない。


そんな人を僕は何人も見てきた。


「この人達が語っているレバレッジって言葉はなんだろう?」


すっごく疑問に感じていたんだ。



それが昨日、ひとつの納得する答え見つかった。


「そ、そうか!」

思わず、ポンと手を打ってしまった。


レバレッジっていう言葉は、地道の反意語なんだ!


なにを当たり前のことを言っているんだ、と、
思うかも知れないけど、僕にとってレバレッジって、
地道の類似語だったりするからさ。


どうも、話をしていても、レバレッジって言葉が入ると、
話が食い違うと思った。


元々、僕はレバレッジが利きやすい性格なんだ。

人が興味を持たないことを、変に疑問を持ってしまって、

考え続けるという癖がある。


だから、時に時代が後追いしてきたりする。


たとえば、アクセスのこと。

僕は、1999年あたりに思いっきりアクセスを追いかけたことがあったんだ。


当時は、まだアクセスがお金になるなんてことが知られていなかった時代だから、
僕みたいにアクセスを意味なく追っかけるやつはそんなにいなかった。


おかけで、いまだにアクセスについては今じゃ大御所といわれる人達と話しても、
負けない部分がある。


ネットで活動するときは、このアクセス追いの過去体験というものが、
レバレッジとして働くんだよね。


アクセスを追いかけていくと、最後はどんなとこにいってしまうのか。
それを身をもって体験しているから。


それこそネットで年収一億を稼げている人でも、
アクセスに関する部分は、アドバイスできたりする。


で。
そんな方にネットの世界でアドバイスする奴なんていないから、
対等でお話をしてくれる。


必要な最近のビジネス化の本当とこをこそって教えてくれたりする。


ま、残念ながら、僕にはビジネス化能力が足りないから、
そこから大きな利益を生み出すことはできないんだけどね。
利益にはならなくても、興味がある分野に突入するきっかけをもらったりする。


さてさて。


僕が使っているアクセスというレバレッジを僕的に説明してみようかな。


アクセスというのは、レバレッジの支点。
てこの中心に当たる部分。


で、今の僕のビジネス的立場というのが、力点。
ここを押すってこと。


で、作用点が、相手が持っているビジネス的立場。


アクセスという支点があるから、まったく立場が違う人でも
相手にしてくれるし、必要なら知恵を貸してくれたり、
紹介してくれたりする。


これが僕が理解しているレバレッジって言葉なんだけどなぁ。


レバレッジを利かせるとこだけ見ていると、確かに地道の反意語にみえるかもしれない。

でも、支点を作ったときのことを考えると、地道の類似語だと思うんだよね。


当時の僕は、ほとんどの時間をアクセスというものを理解するために、
行動していた。

仕事もさぼって、ネットばっかりやっていた。


その結果、アクセスの動きというものをほかの人より深く理解することができた。


それが時代が変わって、アクセスが利益を生む時代になったとき、
レバレッジの支点として機能するようになる。


で。


何の支点も持っていなさそうな人がレバレッジって言葉を使うと、
なんか妙に気持ち悪い。


「どうやってレバレッジを利かせるか」
ということを聞くと、

「その道のプロを活用して・・・」
とか、よくわからない話になる。


あ、そういう人も本当はレバレッジの支点をちゃんと
持っているんだけど。


ただ、本人がそれを認めようとしない。


会社で一人前に仕事をしてきた人なら、
その中に支点はいくらでも見つけることができる。

たとえばこんなことを言ってみる。

「実は私は、すごく環境の悪い職場環境で10年仕事をしてきました。
ストレスなんてたまりまくり!
それでも、問題なく仕事をこなしてきました。
だから、ストレスに対しては相当耐性があります。
ちょっとやそっとじゃ、おちこむことはありません」


そんな支点を主張して、あこがれる人のスタッフを最低賃金で申し出る。
で、もらった賃金の10倍の仕事をしてしまう。

ま、お金だけ見たらマイナスのレバレッジになってしまうんだけどね。


で、それを一年続ければ、こんどはそこで働いたということが、
レバレッジの支点として使えるようになる。


レバレッジって、こういうものじゃないのかな。
と思っているんだ。


レバレッジを活用するときは、地道の反意語。

でも、その前に支点を作るときには、地道と類似語の行動を必要とするもの。

どっちを見ているかによって、真逆に見えてしまう。

それがレバレッジ。


「レバレッジって何だろう」って疑問を持って三年あまり。

やっと答えらしきものが出てきたぞぉ。


どうかな?

ペタしてね

生まれたばかりの僕のレバレッジ論。

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