土木建築業は人手不足だという話が沢山溢れています。
オリンピックの影響のせいだとか、
職人さん世代が一気に辞め始めているからとか、
災害復興で人が取られているからとか、
ニートが多いからとか、
介護職に流れて行ってしまうからとか、
いろんな話がありますけど、マイナス要因をいくら上げてもキリがないので、
じゃあどうするか?を考えた方が良いのではないかと。
弊社は現在、人が足りている状況ですが、
今後を考えて何かやっておく事はないだろうかと考えて思いついたのが自衛隊。
連絡をし、駐屯地まで出向き、色々とお話を伺ってきました。
すると、任期満了の若者の再就職は、ある会社で行われていて、
非常に高い確率で就職先が決まるそうですが、
ほぼ全ての方が、体を使わない仕事を選ばれるそうです。
せっかく大型の免許や、重機関係の免許を持っているのに勿体ない気がしますが、
そういう時代なのかなと思います。
それではやはり実習生かと、ベトナム実習生に関する情報を集めてみた所、
もちろん可能ではあるのですが、
「正直、どうしようもないからやる、という感じで、好き好んで自らそういう仕事をやりたがる人はあまりいません」
と、はっきり言われてしまうと、そんな状況で、果たしていい関係性を構築できるのだろうかと考えてしまいます。
そこで、今、浮かんでいるのが、「体験入社」というキーワードです。
我々の業界は、どうも悪いイメージが先行して敬遠されていますが、
実際に「体験する場を提供する」という取り組みはして来なかったなと。
その上、テレビで、予算を使い切る為の
興味はあるけど怖い。
実際に入る前に、事前情報をもっと欲しい。
荒っぽい人は本当にいないのか
そんな方々向けに、体験入社という機会を用意して、
とにかく実際に自分の目で見て判断出来る機会をつくる。
HPでモノを見てもらって、実際に体験してコトを感じてもらう。
今後はこの業界も、そんな取り組みが必要になってくる様に思います。
人へのイメージに関しても、
馬鹿だからこういう仕事をしているんだというイメージは、
六大学卒業の2人や、
毎年ほとんどの社員の資格挑戦が当たり前になっている環境が払拭してくれるでしょう。
荒っぽいというイメージは、元介護職だったY君や、
穏やかな社員の人柄が払拭してくれるでしょう。
汚いというイメージは、毎月行われている車の清掃や、
いつも身なりがきちんとしているS君をはじめとする社員が払拭してくれるでしょう。
カッコ悪いは、高校時代ファンクラブがあったI君が払拭してくれるでしょう(笑)
金遣いが荒いは、毎月定額貯金しているNさんやI君が払拭してくれるでしょう。
そういうイメージ払拭も常陸舗道のミッションと位置付けています。