『神、あ、ターボさんから学んだ10ヶ月 Z』エピソード7 実践編『スタジオが移転?!究極の大ピンチに現れた勇者』の巻
これは、音楽スクールを経営し、密かに人に言えない悩みを抱える作曲家が2023年〜24年に神と崇める犬飼ターボさんという小説家の開く、人間心理学「センターピース」を学んだ10ヶ月のノンフィクションの記録です。
僕がこれから大きく前に進む為に、そしてもしかしたら、これを読んでくれたどこかの誰かの役に立つかもしれない…。そんな想いを込めて書き残します。
人生を好転させたい方…読んでみて!
ブログのフォローや感想などいただけたら嬉しいです!!
※子供達が通ってくれる音楽スクールの代表、校長先生と呼ばれている立場や文章の書き方はここでは横に置いて、心の言葉をそのまま書かせてください。
僕の神
ポールマッカートニー
玉置浩二さん
犬飼ターボさん
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エピソード7 実践編
『スタジオが移転?!究極の大ピンチに現れた勇者』の巻
今回は八ヶ岳のセミナーハウスで心理学を勉強していたその時期に、自分自身に起きていた大問題のお話です。
昨年4月、予想もできなかったことが起こりました…。
それは
経営している音楽スクール
PAUL STAR MUSIC小田原校が突然移転しなければいけなくなった…。
『ガーーン…。』
頭の中にピアノの低音を両掌(てのひら)で力強く無造作に弾いた音と、何かがぶっ壊れる映像が…。
それとともに真っ先に浮かんだのが、いつもメチャメチャ楽しそうに通ってくれている生徒さん達の笑顔…。
どうすんのこれ?
移転の理由はちょっと書けない…。
店舗を借りてから丸2年が経ち、更新して2週間で立ち退きの話、その後ビルのオーナーチェンジ、こんな青天の霹靂のようなことが起こった…。
昨年4月の段階ではこの問題を考えると体がゾワゾワしていた。
とにかくこの時に考えていたことは、ここで憤慨したり感情を爆発させたら、今まで学んできた意味がない。
子供達が楽しく通う音楽スクール、例え裏側でもそんな揉め事は起こっちゃいけない。
とにかく被害者意識を持たない!
人には色々事情がある。
だから『絶対に誰も恨まないで、感謝をしてここを出ていく!』これをルールのように強引に自分に課した。
これまでの人生、怒りで終わらせて良かったことは一度もない…。
それだけは避けよう…。
とはいえ
これ、乗り越えられるの?
乗り越えられる画が浮かばない…。
さすがに今すぐ出ていくことは不可能なので、次の契約期間が満了する2年の期間を交渉した。
そして賃貸物件探しを始めた。
が、あるわけないんです。
駐車場🅿️最低でも10台は停められて、音の問題もある程度クリアでき、駅からもあまり遠くなく、お手頃家賃。
あるわけないんです。
でも探す…。
コンビニの独立した建物のタイプの跡地、これは有れば絶好の物件ですが、コンビニの家賃は信じられないくらい高いんですよ😵
小田原エリアだと50〜70万くらい。
ムリムリムリムリ無理無理無理無理!!!!!
お月謝爆上げしなくちゃいけない💦
ここで考えられるのは色々削って4つ
①スクールの事業形態を変え、小田原校は大幅に縮小して賃貸の小さな店舗、駐車場は諦める。
or
②会社として土地購入、建物を建設して月々のローン返済。(ビッグチャレンジ)
or
③事業用地の建物付き中古物件と出会い、月々のローン返済。
or
④レンタル系のスタジオをその都度借りてレッスンをする。
どれかを選ぶ、それよりも全パターンを同時に考えていく事にした。
②③を進めるために銀行に相談。
が、難色を示された…。
そりゃそう、法人化して一期目の決算書。
言い訳じゃないけど、この音楽スクール事業は売上よりも、大切にしている事がたくさんあって。
それは歌が好きなら誰でも通えるような値段設定にしていて、生徒さんとその家族の皆さんがこの習い事を楽しんでいただけるような、そんな形が最高の在り方だと考えているから。
求めているのは生徒さん、その家族、インストラクターの先生方の幸福度✨
売り上げだけなら違うやり方がいっぱいありそうだけど、これはどんなことがあってもそっちには変えたくない。
ただ、ゆる〜い角度で毎年右肩上がりに生徒数と共に売り上げは成長している。
さあ、これどうなる…。
5月
センターピースが始まった。
この時に学んだのは人とのつながり方や捉え方。
この2つが後に思わぬ好転をもたらした。
ワークでは自分について話をした。
当然、この移転の大問題もお話しした。
誰にも話せないことを話すと変な汗が出た💦
しかし少し落ち着いた。
第1回センターピースを終え、早速物件や土地探し。
土地にはその土地の使い方が決められている。
a.住宅のみ
b.住宅と事業どちらも可能な土地
c.事業だけの土地
d.農地
(もっと色々あります)
住宅のみの場合でも、自宅兼店舗ならOKの場合も多いが、今回の場合は自宅には出来ないのでbもしくはc
土地からかぁ…。
こんな思いとともに、とりあえず探してみた。
駐車場が10台は確保できて周りに家があまり隣接してなく、駅から程々に近い事業が可能な土地。
1件だけあった…!!
小田原から南足柄へ繋がる県道、ロードサイド、角地の好立地。
でもこの土地と建物でどんだけに…?😱
銀行には難色を示されたけど、もし仮に融資を受けられてもこれ返済できる?
不安の側面を見ると、どんどんその不安は膨らんだ。
みんなが折角楽しんで通ってくれてるんだから、なんとかしなくちゃ…。
なんとかしなくちゃ…。
ただこれだけ…。
当然、生徒さん達には誰にも言えない…。
6月
2回目のセンターピース
つながり感や捉え方を再度学んだことで移転問題への考え方に好影響が出た。
この予期せぬ最悪な状況、これを『このピンチは成長のチャンス!!』と捉えよう。
もはやそう捉えて進むしかない…。
(この時点では、進むしかない…。という崖を登っちゃってます💦)
成長、成功するためにはどんな行動をしたらいいか考え、試すように実行していった。
そして次に不安を解消するワーク。
・それが起きたとしても何は起きない?
スクールが仮に倒産したとしても…。
「死ぬわけじゃない!教える技術は残る!!また一から出直せばいい!!」
こんな風に不安や恐怖を、見方を変えて捉え直して進むことを決意しました。
センターピースで学んだ事を実践していきました。
そしてそして、今回のこの大ピンチ劇場の影の主役『某銀行融資担当、勇者Kさんとの出会い』
メインの銀行さんに一度は難色を示されたものの、色々と揃えてもう一度頼み込んだ。
すると、そのエリアは別の支店なので、そちらの担当者さんを紹介してくれることに。
そこに登場したのが
『某銀行融資担当、勇者Kさん』
(AIに作ってもらったら随分と格好よくなってしまった🤣)
Kさんは最初から親しみやすく、僕もセンターピースで学んだつながる方法を存分に発揮し、つい会話が脱線して同世代の楽しい話でいつも盛り上がった✨
この勇者Kさんが本当に寄り添ってくれて😭
この怖さの中を一緒に歩いてくれた。
本当に頼もしかった。
だから勇者🗡️🛡️
それでも、当時の状況では厳しい…。
ただ、少しずつ光が差し込むように、新規の生徒さんの入会が続き
「あれ?これなら行けるか…?」
どうにかなるかもしれない…。
この頃、賃貸店舗でのスタジオ移転計画はあまり考えなくなった。
それは、仮に賃貸でどこかのテナントに入ったとしても、設備にお金をかけても、また同じような問題が起こる可能性があり、であればこのピンチを成長のチャンスと捉えて、清水の舞台から飛び降りるつもりでGOの方が良い!!
思考はそちらへ向いていた。
ただやっぱり怖い…。
倒産だけは嫌だ…。
そんな時にセンターピースの同期の仲間、ドラちゃんが渋谷に自分の店舗をオープンした。
家賃も公表してくれた。
月80万超え😵
彼は同い年。
昇り竜のようにどんどん上に昇り、今、教育界にとてつもなく大きな影響を与えている✨✨
そんなドラちゃんも「俺だって怖いよ」って。
だったら自分だってやれる!
ローン返済ならドラちゃんの半分にも及ばない金額じゃん!!
これ挑戦しなかった方が嫌でしょ?
挑戦して倒産したとしても、それはもういいじゃん!
ビビるな!!
これをチャンスに変える✨✨
何よりも、これから夢を追いかけて進もうとしている生徒さん達に、先生も恐怖と戦いながら大きな挑戦をしていく姿を見せたい!!!
ここで心が本当に決まりました!!
勇気をくれたドラちゃん、本当ありがとう!!
あとは勇者Kさんの銀行や保証協会とのやり取り、不動産屋さんにその土地をキープしてもらい、融資決定を祈る🙏
その間も勇者Kさんは、融資の審査を通すために、レッスンを見学、イベントにも足を運んでくれて、PAUL STAR MUSICの膨大な資料を作ってくれていた😭
勇者Kさん「菅井さん、今回融資を検討させていただくにあたり、御社のスクール形態を調べ、類似している他のスクールを幅広く調べました。御社ほど通いやすい金額設定や子供達やその家族に対しての考え方、ビジョン、子供が辞めたくならない素晴らしい取り組み方でやっているスクールは、私が調べた限りどこにもありませんでした!間違いなくPAUL STAR MUSICは伸びます!私も全力で応援します!」
と、こごまで評価をしてくれた。
この言葉と熱意に心が熱くなった。
本当にどんなに感謝をしてもしきれない😭
気持ちは固まった。
しかし融資はすぐに決定しない。
簡単じゃない…。
可能性はまだ50%
9月、10月、11月、12月
まだ決まらない…。
その度に仲間とのコーチングやカウンセリングで自分の心を整えた。
年が明け、保証協会から課題をいただいた。
資料を揃えて懸命に取り組んだ。
2月、ついに保証、融資内定の連絡をいただいた…😭😭😭
…。
これはなんだろう??
必然…?
この時期、このタイミングに人間心理学センターピースを学ぶことが先に決まっていて、そこにこの移転問題が訪れた…。
この問題にセンターピースで学んだことを駆使して乗り越えていく。
偶然にしてはあまりにも設定が出来すぎていた。
3月はまるでロールプレイングゲームかのように、ひたすら必要な書類や収入印紙、なんやらかんやらを揃えた。
情報を聞き、『なんちゃらの書』を手に入れる。
そこの人から次の場所の情報を聞き、また別のちょっと名前の違う『なんちゃらの書』を手に入れる。
まさにロープレだった💖
そして不動産屋にて、ついに土地の契約
不動産屋の担当者さんも本当に親切なナイスガイな方で、この物件を見つけてからずっと親身になって長期間サポートしてくれた😭
土地の売主さんである法人代表の方、お付き添いの方も優しいお人柄で、とても和やかに契約を交わすことができた✨
この契約時に、不動産屋さんや売主さん達も「歌を習ってみたい!通いたい!」と言ってくれるほどに😭
こんな事ってある?😭
そして数日後…。
銀行にて融資していただいたお金を各所に振り込む手続きの日。
銀行の部屋には勇者Kさん、売主さん、不動産屋さん、司法書士さん、僕。
みんなで談笑しながらの振り込み手続きは、とても素敵な時間で、そして「これから頑張ってね!」と応援までしていただいた😭✨✨
あんなに怖かった挑戦がハッピーエンドに変わっていた✨
「うん、終わった…😭」
気分はまるでロールプレイングゲームのエンディングを迎えているような達成感だった…。
勇者Kさん「菅井さん、ここで終わりじゃないですからね!ここからですよ!!」
おっとそうだった!
悪いクセが出るとこだった💦
あぶねぇ😅
しかし、あまりにも辛かった移転問題が、お陰様で今ではとてもハッピーに事が進んでいる✨✨
もはや勇者Kさんの事は、一方的だけど親友のように思っている✨✨
いや、向こうもそう思ってるはずだ🤣
戦友である事は事実👍
この問題が勃発した当初、『これを乗り越えられる画が浮かばない』とまで思っていたけど、もし仮に次に同じ事が起こっても『何とかなる!』と思えるようになっている。
それは、もう具体策が見えて問題にはならなくなるから。
不思議ですね。
これが成長の証なんでしょうね!
ではでは
Q.この時期にもしセンターピースを受講していなかったら、どうなっていた?
A.おそらく捉え方を間違え、心が病み、荒み、事業形態を小さい方に変えて、出来るだけ安全な様に、転んでも痛くないように細々とあまり人目につかない場所で妥協しながら継続する、という『乗り越えない道』を選んでいたかと思います。
そして後悔…。
だとすれば
これが最善だったんだ✨✨
取るべき最高の道と行動を選んだ!!
そんな自分を褒めて労ってあげたいと思います✨
しかしそれ以上に関わってくださった方々、生徒さん&保護者のみなさん、インストラクターの先生方、支えてくれている身内や仲間のみんな、そしてそしてセンターピースを開発してくれた神、あ、ターボさんのお陰です✨✨
さあ5月からスタジオ建設がついに始まります!
音楽スクール事業、開業当初からは全く想定していなかった展開となりましたが、どうかこのチャレンジを温かく見守っていただけたら幸いです✨✨
これからは会社としても、個人としても、制限をかけないで、どんどん色々な事にチャレンジしていきます!
人には色々なタイプがあって一概には言えないけど、自分のようなタイプの人間は、ビジネスにおいても『先に心を学ぶ』これがお勧めかもです☝️
そうするとピンチの時にも自然と良い人達が集まってくれる!
つまりセンターピース最高です✌️
ターボさんの他にも素敵な講師の方々が、この講座を開催していますので、気になる方は検索をしてみてください😊
ちなみに
小田原校の移転先は小田原市の穴部、清水新田という所で、県道沿いの元福祉施設の跡地になります。
(大雄山線穴部駅から徒歩5分、小田急線螢田駅から徒歩10分)
最後まで読んでいただきありがとうございました✨
次回、このシリーズ、本当の最終回です!!!
どうか最後までお付き合いを🙇