ビーチ・ボーイズが、アルバム「Pet Sounds」を1966年に
リリースしたとき、彼らが真剣勝負を挑んできていることが
はっきりとわかった。
すでに素晴らしい作品や革新的な作品を生み出していて、僕らはそこからいくつかを取り入れていた(ハーモニーがその好例)。
もちろん彼らも僕らから取り入れていたし、誰もが周囲から
いろんなことを取り込んでいた。
いずれにしても、この曲のロシア人の主人公がビーチ・ボーイズ好きなのは確実で、歌詞の中にはチャック・ベリーの曲
「Back In The USA」も入ってはいるけど、
それでも主人公がビーチ・ボーイズ好きという点は揺るがない。
ついに2003年に赤の広場でこの曲を歌ったとき、
それは忘れられない瞬間となった。
( 電子書籍 PAUL McCARTNEY THE LYRICS )