このアルバムは選曲の点では特異なものだよ。
みんなが知ってる曲じゃないし、全部が古典とは言えないかも
しれないけど、僕の思いでの中では古典的名曲なんだよ。
実際には純粋に自分が楽しむために作ったんだ。
僕は自分がわくわくするようなレコードを作りたかっただけで、
ティーンの頃の思い出が選曲に大いに関係してるんだ。
記憶の中にははっきりと存在していて、正確に思い出せる。
それで考えたんだよ。レコードを作ろうって。
曲が僕にレコーディングしてってお願いしたようなものさ。
このアルバムは僕の思い出や感情で作ったものであって、
名曲全集ではないんだよ。
( Player 2000 / 1月号 )