JWのオイル交換キャンペーン 2 (巡回区) | 元エホバの証人 スッパイ大作戦のブログ 

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数十年間,JWのカルトの奴隷でした。開放された残りの人生を
精一杯楽しみたいと思っています。

今日も,いいことがたくさんあるといいなー。

皆さん,こんばんは。元JWのスッパイです。

 

長年,エホバの証人の組織に貢献してこられた,有能な兄弟たちが,高齢になったというだけの理由で,老いる交換され始めてきました。しかも,まだまだ,みんなお元気で,活躍されていたのにもかかわらずに,そのようにリストラされていったのです。

 

やしの木

徳のある兄弟として知られていた巡回区の大会監督,徳野有三(とくの あるぞう)兄弟は,突然という感じで,大会監督を別の兄弟と交代することになり,大会のプログラムもほとんど扱われなくなりました。巡回区の長老のなかでも,温和で優しい兄弟だったので,スッパイは,徳野有三兄弟を,いろんな意味で,頼りにしていました。

何年か後,巡回区の長老の集まりがありました。徳野有三兄弟が,ポツンと寂しそうに立っているのを見かけましたが,誰も話しかけようとはしていませんでした。

 

 

 

やしの木

ちょうど,このころ,巡回区に若い長老が突如現れました。無帽 庇(むぽう ひさし)兄弟は,帽子がいらないヘアースタイルです。髪形が天ねんのひさしをつくっているからです。兄弟が派遣された会衆には,スッパイが親しくしていた長老も含まれていました。しばらくすると,その会衆の長老5人ほどが,一斉に長老を削除されることになりました。もちろん,何があったのか分かりせんが,老いる長老たちが,カットされたことには,変わりありません。

 

数年後,スーパーでアルバイトをしていた時,降ろされた長老のおひとり,栗鼠虎雄(りす とらお)兄弟と偶然出会いました。「兄弟もここで,働いていたんか。大きいスーパーやから,なかなか会えないもんね,」と,とても,明るく,声を掛けてくださいました。長老だったときより,断然,元気になっておられました。まだ,マイコンのスッパイとしては,とても複雑な気持ちになったものです。

 

例の,無帽 庇兄弟は,老いる交換をすませたら,さっさと任命地替えになり,どうやら,その後,

巡回監督になられたようです。まだ,20代か30代の初めに見えましたが。

 

やしの木

巡回大会のプログラムを扱う人たちも,見慣れない顔ぶれに変化していきました。特に話がお上手というわけでもなく,経験が長いというわけでもなく,ただ単に,宣教訓練学校を卒業したというだけの話し手が続々と登場しました。巡回区には,経験の深い上手な話し手がたくさんいたのにもかかわらず,容赦なく切り捨てられていきました。巡回区にとって,本当に大きな損失だと感じました。まさに,キリステ教です。

 

やしの木

当時は,マインドコントロールされていて,ボーっとした頭で,のんきに,相変わらずのエホバの証人としての生活を続けていたのですが,組織に,何か重大な事柄が進展していっているのではないかと,感じ始めていました。そして,その心配通り,この老いる交換キャンペーンは,どんどん勢いを増していきました。