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年末を控え、いろいろ見ているとインポータがなんとかバイクを売ろうと涙ぐましいキャンペーンを張りまくっていますね。
客として私はニヤニヤしながら、時としてハラハラしながら、それを見守っています。
売れ行きが不調なものはキャンペーンをします、という法則がありますから。
まずはBMWモトラッド。
R12＆R12NineT 頭金11万円サポート！
RnineTシリーズのエンジンを引き継ぎ（つまりほぼそのまま）、形や見え方をいろいろ改め（実際変わっているものもあるし、代り映えしないものもあり）、R12シリーズということで売り出したが、やっぱりぱっとしない、売れ行き不安、ってことらしい。
このネーミング、R18があまりにも売れないので、ネーミングでR12と称する仲間を作ってみた、という感じなんじゃないのかなぁ（笑）。そもそもRnineTということで『R9』だから仲間じゃないけどね（笑）。
エンジンは同じながら（いろいろ細かい変化はあるけれど）、名前をR9からR12に変えたのは、あまりいい感じがしませんね。なんとも数字表記のインフレっぽいなぁ。
延々続いてきた空冷フラットツイン1200CCのシリーズ、その空冷の伝統を引き継いで生まれ、発展してきたRnineTシリーズ、それが名称変更で伝統を捨ててしまった感じが嫌。
RnineT、いろいろ問題もあったけれど、空冷のフラットツインという鼓動感のあるいいバイクです。
そして、Racer、Urban G/S、UrbanG/S40th とたくさん買ってきた私から見ると今回の名称変更は少々軽はずみだったんじゃないのか？って思います。
そして、次のキャンペーンは、相当悲しいよね。
R1300GSご成約アクセサリークーポン10万円プレゼント！
これは、鳴り物入りで売り出したR1300GSについて、明らかに売れ行きが悪いということを反映しています。
発売後の発火事案、パニアが来ないなどなど多くのトラブルに見舞われ、最初は不具合を直すまで売るに売れず、やっと不具合が解消した今度はパニアが不具合で供給されないときた。
新GS、今年夏以降は売れ行きがぱたりと止まってしまったということを表していると感じています。
1300を買って即手放すというとんでもないことをした私が言うのもなんですけど、すぐにクラッチレスモデルが出るとか、パニアが年内来ないとか、ちょっとお粗末な販売方法でした。
なんといっても発火事案など不具合が多過ぎ！だから、売れなくて当然、ということになると思いますよ。
そうそうR18、どうしたんでしょうねぇ、店頭で営業からかなり値引きますと言われたという証言がありますが、もうキャンペーンをもする元気がない、ってことか（笑）。
さて次はモト・グッツィ。
V7シリーズとV100 Mandelloの成約で純正アクセサリー110,000円～165,000円分（税込）をプレゼントするキャンペーン！
V100は16万5千円分プレゼントだから、なかなかの金額。
ググっと来ているのはモトグッツィ好きな私。
でも、やっぱりモトグッツィの販売は苦しいのね。と実感せざるを得ません。
アプリリア全般にそうなのかも。
私はV100買いたくてしょうがない。
でも、無線機を入れるシート下スペースがない、暗電流が多く、バッテリーあがりが良く起こるらしい、TFTモニターの不具合やらいろいろ他にもあると聞くと、結構きついねぇ。
このキャンペーンを利用して買うということも頭をよぎるのですが・・・。なかなか踏み切れない。
ドカやトライアンフなど他の輸入車ブランドでもいろいろやっているのかもしれませんが、興味がないので調べていません。
キャンペーンを利用するのは大切ですが、有利なキャンペーンのあるバイクはあまり売れていない、つまり不人気車である可能性が高いということも肝に銘じておかないと。
R1300GSAに関しては、キャンペーンもないし、ファーストエディションとかいうごてごててんこ盛り版も今回売り出していませんね。余裕あり？
でも、もう不具合が出たという噂がありますよ！クラッチレスのモデル、ディーラーへのデリバリーはかなり遅れるとか。何か異常な不具合が起こったらしく、やっぱり初期ロットはヤバイかもね。
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