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GSアドベンチャー、大きくて重くてシート高が高い。ですから、脚着きが不安。
確かにそうですよね。
以前、空冷エンジンの時代はもっともっとひどい状態だったんです。
その頃、GSAにはシート高が低いローダウン版がありませんでした。
下の写真、2014年頃のものから引っ張り出しましたが、私の空冷1200のGSA。
30周年記念モデルです。
フロントシートのアンコ抜きをしてもらいましたが、足ツンツンでした。実質840~850㎜くらいだったのではと思います。シートがヘタッてきて835㎜くらい。ですから、立ちゴケよくしました。
首都高のカーブで渋滞し、左下がりの路面で停止する時など悲惨な状況。お尻を左に大きくずらしてやっと足を着く、そういうつらいことを毎回繰り返していたわけです。
でも、どうしてもアドベンチャーに乗りたかったんです。
なお、伝聞ですが、この頃ローダウン版は、本国にはあったんだそうです。しかし、日本には導入されていなかったのだそうです。
ほんとひどいことしますよね!
水冷になった最初の時点でもローダウン版がなく、往生しました。
では、現行モデルのシート高です。
最初に、シート高が本国並みというかすごく高いモデルは、「プレミアムライン」と呼ばれ、890mm/910mm。私は全く乗れません(笑)。脚長の方専用モデル(笑)。
シートはツートーンカラーです。これ重要。
次、身長170㎝前後の普通の日本人が買うGSA、シート高が低い「プレミアムスタンダード」について書きます。
現状、R1250GSA「プレミアムスタンダード」(ローダウン版)に装着されているシート(漏れなくヒートシーター付きで黒一色)はローシートで、825mm/845mmとなっています。
これは普通のライダーにとっては極めてありがたい仕様だと思います。
多くの方は普通に乗れます。
でも、私は、825㎜にしても、シートの角が腿裏に当たり、ちょっと乗りにくいんです。だから、ラリーシートにしています。ずっと昔からラリーシートばかり。
ローシートの825㎜でも無理だという方、さらに下げたい方は、社外品でさらに20~30㎜以上は下がりますからご安心ください。
※下の写真のシート下のバーの置き方を変えるだけで20㎜シート高が変わるという仕組み。
だから、825㎜では低いという方も845㎜で乗れます。
多くのライダーのため、以下に貼り付けたBMWモトラッドのHPの情報が間違っていることを(注)で指摘しておきます。
シート高、空車時
シートヒーター装着モデル ※WRT注:これしか選べません。
アイス・グレー及びブラックストーム・メタリック/アガットグ レー
※WRT注:後者はいわゆるトリプルブラックのことです。
プレミアムスタンダード:850mm / 870mm ※WRT注:これは初期ロットのみの数値で、誤解を招く数値ですから無視しましょう。今輸入されている車両は、全てローシートで825m/845mm!
プレミアムライン:890mm / 910mm
スタイル・ラリー及び[ GS40周年記念カラー ] ブラック・ストーム・メタリック
プレミアムスタンダード:825mm / 845mm
プレミアムライン:890mm / 910mm
下の写真が私のラリーシート。
現行の40thモデルですが、「プレミアムライン」の825㎜シート高でも形状が気に入らないので、ラリーシートに換装。幅が細いので足を下ろしやすいんです。
シート高についてはいろいろ考えれば、何とかなります。乗りたい方、頑張って工夫しましょう。
もう一つ重要なこと、それはサスペンションの調整が可能です。脚着きに不安がある方は、「ミニマム」という設定にしましょう。サスペンションが下がり、脚着きがさらに10㎜ほど体感的に下がると思います。
ただし、山道のカーブでシューズの一部が路面に触るようなことが起こりやすくなりますよ。
私は、身長170㎝弱、825㎜にラリーシート、さらにサスペンション設定は「オート」で楽しんでいます。
大きさやシート高で諦めずに、ディーラーさんに相談してみましょう。
私の仲間で、身長低めの方もシートを社外品の超ローシートに変更して楽しく乗ってますよ〜。大丈夫、乗れますよ〜‼️
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