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今回、雨の日がとても多かったんです。
激しい雨降りに加え、気温がひどい。
山形道で5℃、北海道札幌近くの中山峠で1℃、さらにはシューパロハイウェイで雹に遭遇というつらい遠征。
※クルツさん撮影。シューパロハイウェイの途中道が雹で真っ白に。
レインウェアは生死にかかわりかねない重要なギアということを実感!
何度か水が中に入って不快な状況になったんです。
今回の遠征、レインジャケットは、BMW純正ラリースーツのインナージャケットをカッパとして使用。これはほぼカンペキ。透湿性も十分あり、内部に結露するようなこともないので快適。
問題は首周りからの雨滴浸入。ストリートガードスーツの首周りにはストームガードという分厚い布が付いていますので、レインジャケットが閉められません。首周りがスカスカ状態。そりゃあ雨入ります。
ストームガードを外し、首周りの隙間をなくさなければなりません。
一方、こちらは同じくBMWモトラッド純正のカッパ。今回は使用せず。
レインロックとかいうもの。既にモデル的には古いですが。
こちらは、透湿性のないいわゆるゴムガッパ的なもの。したがって、身体からの蒸気が内部で結露することがあり、中から濡れるという問題が。関東の4月以降はとても使えません。
しかし、今回のような気温が極めて低い状況では身体からの水分蒸散も少ないので、これの方が防寒的にも優れているかも。来年はこれも持っていきましょう。
今回履いたレインパンツは、北海道のワークマンともいうべき「プロノ」で買った安いパンツ。既に三枚目。
写真で見てのとおり前立てがあり、そこが普通のジッパー。したがって、ジャケットで前を覆い、タンクバッグの陰になるとはいえ、少しずつ雨が入りますよね。
昨年まで愛用していたBMW純正レインロックパンツ。
いろいろなギミックが盛り込まれていますよ。さすがBMW。だけどギミックよりカッパ性能が問題なんだよね(笑)。
こちらの良いところは前立てがなく、雨の浸入がしにくいこと。さらに、裾部分がジッパーで大きく開き、靴を履いたままでの脱着に便利。
しかしながら、お尻の部分には縫い目があり、結局数年使用したらお尻部分の縫い目から水が侵入するようになり、廃棄予定。
透湿性はないようです。
過去にはゴールドウィンのカッパをはじめ、いろいろ買っては廃棄してきたので、レインウェア選びは本当に難しいです。特に超高速で超長距離を走る私の場合、水の浸入がないことの方が少ない。
今回の遠征での経験を踏まえ、今後のレインウェア特にパンツはこんな感じで対応したいと思います。
①BMW純正レインパンツは、前立て無し、裾が広がる、劣化するまでは防水カンペキ、ということで、今回買い直します。既にディーラーさんに発注済み。
お値段もまあまあリーズナブル。
ネットを漁っていたら、労働着の世界でこんなものを見つけました。
アイトス株式会社が作っているディアプレックスDiAPLEXという防水生地を使用したレインウェアです。
レインパンツAZ56318と全天候型パンツAZ56302という2種あり。
HPを調べても違いが分かりにくかったので、こちらの会社に問い合わせてみました。大変丁寧で分かりやすい返事がすぐに返ってきましたので、その内容をまとめてご紹介しましょう。
・どちらもレインウェア
・三層構造で、一層目の生地が異なる。56318はストレッチ。56302は非ストレッチ。二層目はどちらもディアプレックスDiAPLEXという防水生地。
・AZ-56318 耐水圧25,000mm 透湿性30,000g
AZ-56302 耐水圧30,000mm 透湿性16,000g
・56318はストレッチがあり、耐水圧は56302よりも低いで
・決定的違いは、前立ての有無。56318は前立て無し。これだと水の浸入はありません。56302は、二重前立てで、水の浸入の可能性あり。
・BMWのパンツの弱点、お尻の縫い目。これがこちらの製品ではシームレス、つまり縫い目無し。
他にもいろいろ調べると、労働着関連の商品が出てきましたが、今回はBMW純正以外にこちらのレインパンツ56318を併せて購入したいと思います。
ネットで買うと1万円程度です。
サイズ感が重要なので、実物をチェックできないか相談中です。
さて、最後に付言しておきたいのは、BMW純正ウェアの外防水のことです。
ストリートガードスーツ、エンデューロガードスーツ、GSドライスーツ、いずれも外防水。つまり、雨に当たっても中に浸水しない作り。本当に心強い味方です。
※2022年からこれらのものは世代が変わり、名称と仕様、そしてサイズ感が変わりました。
最初はいいんです。軽い雨ならね。
しかし、数年使用し、何度か洗濯すると、残念ながら防水性能は落ちてきます。だからカッパを着る必要があるんです。
外防水だから雨に当たっても大丈夫!高いウェアなんだから大丈夫!
と思いたいのですが、ダメなんですねぇ(笑)。
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