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R1250GSA始動トラブルに関する続報です。
モトラッドトウキョウベイさんにご努力いただき、大容量バッテリーをなんとか確保していただき、交換。
BMWジャパンからサジェストされたバルブクリアランスの調整も実施。私の与一は、バルブクリアランス測定して規定の範囲内でしたが、やや開き気味だったそうです。それを修正していただきました。
そして、昨日今朝とエンジンが冷えた状態での始動状況を確認していただきました。
結果は、「かかります。しかし、キュルっと回って一息つくような感じがあってさらにキュルキュルと回ってエンジンがかかります。カンペキに正常状態になったとは言い難い状況です。」とのレポートがまいりました。
この感じ、私よ~く分かります。
スターターボタンを押すと瞬時にセルモーターが回ります。しかし、一瞬後「息つき」のような感じでセルが瞬間的に止まったようになり、さらにその後やや苦しそうに回ってエンジン始動、そういう感じです。
何度も経験しています。
そういうレポートが来て、さらに付言されていたことが二つ。
①後付けの電装品が多い(ナビゲータ2個、無線FTM10S、ドラレコ、フォグランプ)ので、それに通電しないでセルを回したら少し軽く回る感じがしたが、それが意味があるかは不明。
※私からは、始動時35W×2のフォグは消灯して行っているが、ナビ2個とドラレコ、無線で大きな電流を使っているとは考えにくいと申し上げました。
②BMWジャパンがやりなさいと言ったこと二つをやっても症状が完全に解消したとは言えないので、バッテリーとセルモーターをつなぐ配線をダブルにしてみるのはやる価値があるやもしれない。
※これは、素人が考えるに、電流が流れる線を水道管に例えると、管を二本にしてたくさん流れるようにするということかと思います。
③日帰りのツーリングはおそらく問題ないと思われるものの、何日か遠征するような場合は②の対策をしてからの方がよいと思います。
※これは要するにエンジンが冷えて一晩放置されて若干でもバッテリーの力が弱くなった場合、始動不良が起こる可能性も否定はできない、という意味でしょうね。
※私、整備の皆様に感謝しております。
福田モーター商会からの長い整備の経験値が蓄積されているのがモトラッドトウキョウベイの素晴らしいところ。それが他店にはない素晴らしいアドバンテイジなわけです。
過去にも他のBMWモデルで始動不良のような事象が起こり、いろいろ工夫してそれを乗り越えてきたという経験が蓄積されていますので、それらも総動員して次のステップに進むということになると思います。
私としては、卯之吉の修理もしてもらいたいし、明日のツーリングは数多くのGSAが集まるので、私も与一で行きたいんです。
ということで、昼過ぎに卯之吉を入庫させ、与一を引き取ってまいりました。
ディーラーさんから出る際の始動は全く問題なし。エンジンがある程度暖まっているからだと思います。
ゆっくり家まで帰ってきました。
なにしろ巨体で超重量級のバイクですし、ここしばらく軽量なRnineT Urban G/S40th ばかり乗っていましたから。
R1250GSAやGSにお乗りの方で、私のブログを読んでいただいている方々、ご心配かもしれませんが、今回でカンペキに直ったとは言えない状態です。
暫く乗って様子を見、同じ症状が出るかどうか、始動困難になるかどうかを確認します。
そして、バッテリーからの配線の二重化もしていただこうと思っています。
バイクの個体差でこういうことが起こる場合と起こらない場合があるのかもしれません。それも確認したいと思います。
『安心して乗れないバイクなら、いっそ乗り換えちゃうぞぉっ!』とお店で言ったら、営業の秋山さんが、「それはいいですね!」とニヤニヤしていました(笑)。
「ただ、同じGSAへの乗り換えですとまた同じことが起こる可能性もありますから。」とやや抑制的な発言が(笑)。
確かにそうですね。売りたいだけの営業じゃなく、顧客のことを考えてくださっている営業で良かった、なんて書くと褒めすぎでしょうか(笑)?
早く安心して長期遠征に出かけられるようになるといいなぁ。
不完全な商品、不安のあるバイクを売っているBMWジャパン、この件についてなんら情報を公開せず、一切顧客向け、対外的に反応や判断を示さないのは企業の姿勢として問題だと思いますよ。
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