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ミシュラン『ロード5』、持っているバイク3台ともこれを履いています。
これまでダンロップ、ピレリ、メツラー、BSなどなど、いろいろ試してきました。車種も違うし、タイヤも違うし、なかなかタイヤの評価って難しいですね。
そんな中、なぜロード5に固定するようになったのか?
※ルチアーノ(V85TT)10,345㎞走行後。
スリップサインまでもう少し。
私は必ずリアが先に減ります。フロントはまだ3分山くらい。
ルチアーノの場合、サイズ(F:110/80 R19 R:150/70 R17 ロード5トレールと言われるサイズ。)がやや細いせいなのか、車体構成のせいか、山道をぐりぐり走ったせいなのか、ほぼサイドウォールぎりぎりまで接地した痕跡がくっきり。「タイヤ幅使い切る」という状況。
安全マージンという点では、そこまで接地しない方が望ましいとは思いますが、そこまで行けるタイヤってのはすごい。
直進性不安なし、リーンして滑る感じほぼなし、もちろんリーンしていく途中で切れ込むような挙動は全くありません。雨天走行でアクセル開けてもスリップして空転、あるいはブレーキングで滑るような挙動は感じたことがありません。
納車時履いていたアナキーアドベンチャーは、リーンしていくと切れ込むので、3千キロで廃棄しました。
カーブを曲がって行って楽しくないタイヤでした。過去にいろいろ履いたタイヤの中で最も嫌な乗り味のタイヤだと思います。
そして、ロード5とは安心感、安全のクオリティが天地ほど違うというのが私の意見。
アナアドのアドバンテイジは、安いということ。見た目がブロックタイヤ風(笑)、あくまでも『風』ですからね。
※あくまでも私個人の意見です。
※R1250GSAのロード5トレール。
7月11日納車。夏に北海道遠征。
4,685㎞走行後で残り溝はばっちりあります。
ニコールに最初に付いてきたのはアナキーアドベンチャー。(サイズは、F:120/70 R19 R:170/60 R17)
昨年9月納車のオリンピアには、最初ブリジストンが付いてきましたので、そのまま乗りました。しかし、今回のニコールにはガッカリ。無理を言って、最初からタイヤ交換してロード5にして納車してもらいました。
ところで、GSA乗りで、アナキーアドベンチャーを履いている方はたくさんいらっしゃいます。テクニタップさんで交換される方はほとんどアナアドだそうです。
そう言えば、ツァランスやツァランスネクストなんてタイヤも過去には何度も履きました。今はなぜか流行らない?最近履いてません。
アナアドが売れるのは、安いことが大きな原因だと思われます。それと新車納車の最初のタイヤと同じということも大きいし、パターンがなんとなくオフ風なのもあるのでしょう。実際は、オフに行くとあっという間に泥が溝に詰まってつるつる状態になると経験者は言っていました(笑)。
しかし、私たちの仲間のGSA乗りは、ほぼ例外なく最初のタイヤ摩耗後、ロード5に履き替えています。
R1200GSA乗りのゴウちゃんの言葉に象徴的に表れています。強くロード5への履き替えを勧めました。
アナアド時代:「切れ込みとか特に気にならないですよ。こんなものだろうと思っているし、減ってくると感じにくくなるし。」
ロード5履き替え後:「全然違う。圧倒的にこちらがいい。」
今新車のGSAには、アナアドが付いてくる個体が多く、ブリジストンが付いている個体もあります。ブリジストンは、かなりいい線行っています。減り方はロード5より早いと思います。新車買うなら、BSタイヤが付いているものを選びたいですね。選べるなら、ですけど(笑)。
R1250RSやF900XRなど出荷時からロード5を標準として履いてくるものもあり、それに当たる方はラッキーです。
※ソフィアもロード5で二回履き替えています。
トレールではなく、より一層ソフト感強し。
3,686km走行。溝は深く、安心感あり。
ソフィアは、前の2台と異なり、かなりリアにパワーをかけて走るタイプのバイク。最初にロード5に履き替えた時は、そのソフト感、グリップ感に驚きました。
ですから、仲間うちでK1300S、S1000XRなどパワーバイクでも、ロード5を履いている方はかなり多いですね。
アッキーさんも「パワーバイクでロード5、全く問題なし。グリップ良し。」と絶賛していますよ。
最後にロード5の耐久性です。
発売されて一番最初ソフィアに履いた際、テクニタップさんも「ソフトな分だけ摩耗が早い可能性あり」とのことでしたが、耐久性は前のモデルパイロットロード4と遜色ありません。
私の過去の記録を調べると、かなりパワーをかけて走るスタイルでも1万キロを超える耐久性があります。どちらかと言えば、早め早めに交換する私の傾向を考えると、さらに長持ちすると言えるでしょう。
なお、同じGSAでも走り方が極めてマイルドな八重洲ライダーさんなどは、1.5万キロは軽い、もっと行ける、と言っていました。
恐ろしいことです(笑)。
ツーリングタイヤを選ぶ際にご参考になればと思います。
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