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BMW R1250GSAとR1200GSA、何が違う?どこが違う?
乗り換えの時に、ほとんど違いはないのでは、とさんざん悩みました。
1250『オリンピア』は9月5日納車で3,949㎞、1200『ブルース』は2018年4月6日納車で29,126㎞走行。
これだけ走ったので、インプレッションを極めて率直に書いてみます。※両車とも「プレミアムスタンダード」。
①エンジン始動直後の音が違う
1250納車直後、初めてのエンジン始動。あれ?音が違う。排気音とエンジン音、それが混じった音の印象がかなり違いました。音量は上がりました。1200に比べ、1250はエンジンのメカニカルノイズが減ったという印象を、試乗後におっしゃったお友達もいましたが、私にはそれは分かりません。
②低速でパワーが増えた
50cc分エンジンが大きくなりました。わずかですが、低速でのパワー感が増えたように思います。あくまでも「わずかに」ですが。
③シート高がわずかに上がった
ブルース君に装着していたラリーシート(3台の水冷1200で使ってきたもの。現在だとハイシートのラリーシート相当。それを若干削ってもらったもの。)の表皮を張り替えてもらいました。装着すると、わずかにシート高が上がった感じ。一年以上乗ったブルース君のサスペンションはわずかにヘタっていたのでしょうか?新車のサスペンションは硬いのでそういう印象になったのかも。
そうそう、純正のシートをそのまま装着した場合、2018年春の新車「プレミアムスタンダード」より、現在の「プレミアムスタンダード」の方がシート高が低いんです。それは、シートが『ローシート』に変わったからです。
④オートシフターはごくわずかな進化
毎年ほんの少しずつ進化して軽くなってきたGS系のオートシフター。今回乗り換えて期待しましたが、ほとんど同じでした。わずかに進化しているのでは、と思い込むように努めています(笑)。
同じ『R1250』エンジンのR1250RやR1250RSのシャンシャンシャンと決まるオートシフターが羨ましい。
⑤カラーリングの選択肢は狭い
1250になってもデザインは変わっていません。タンクシュラウドバンパーのデザイン、エンジンのヘッドカバーデザインの変更、シールド下部のパーツの一部が透明なものから黒に変わったくらいが目立つところ。ラジエターカバーも純正で付くようになったとか聞きましたが、ほとんど興味がないので確認さえしていません(笑)。
カラーリングは、そもそものBMWはあまり上手ではないと思っています。
水冷GSAは、白→黒→青白と乗ってまあ満足してきました。なかでも1200の最終年、爽やかなカラーリングのブルース君はお気に入りでした。
今回は、すごく悩んで金ぴか輪っかのHPカラーを購入。
カラマタメタリックも渋くていい色だとは思いましたが、『爽やか系』のブルーがないのが残念。追加のお金を払わず買える銀色は派手さに欠けますので、なにか色物を貼るとか変更を加えたらいいのかもしれません。1200のGSラリーみたいなカッコいいカラーリングモデルが2020年モデルで出現することを期待します。
この金ぴかホイールのアドバンテイジは、黒マット仕上げのホイールより「掃除した感が強く出る」ということでしょうね(笑)。
※上は洗車前、下は洗車後。
黒は洗ってもその後部分的に白くなったりして「洗った感」「きれいにした満足感」はほぼゼロでしたから。
以上、気付きの点を書いてきました。
あまり変わってない、というのが結論です。
じゃあ、おまえはなぜ乗り換えたのか?となりますよね。
私の乗り換え動機は、『1200を3万キロ近く乗り、今後の故障リスクやメインテナンスコストを考えた』ということ。『1250が飛躍的に良くなったから乗り換えたわけじゃない』ということ。
でも、「最新のBMWモトラッドが最良のモトラッド」ということもまた事実です。
最後に、コータローさんの名言をご紹介しておきます。
『タイヤもオイルも全部新品になるのが乗り換え!』
2万キロ毎に比較的金額の張る整備が推奨されています。私は2万キロ点検をやって、そこそこのお金を払ってからの乗り換えだったのは失策だったかな、と思っています。2万キロ点検をする際は、気持ちとしては、点検後さらに2万キロ、計4万キロ以上乗って入れ換えるつもりだったのですけどね(笑)。でも、オイルもタイヤも使い切っての入れ替えでしたよ(笑)。
なかには新車で買った後、タペット調整を5万キロやってないなんて方もいらっしゃいますが、アンビリーバブル。私が遠征をする際不調が生じるリスクは冒せません。
5千キロ毎にタペット調整をしている旧車乗りのTICさんのような方もいらっしゃいますが、これは旧車だからですよね。
新車でも旧車でも、万全の整備をして万一の事態を極力避け、同行の方に迷惑をかけない、そういう意気込み、重要です。
以上、R1200GSAとR1250GSAをさんざん乗り比べての私的なインプレッションでした。
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