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水曜日は埼玉県の観音様へ巡礼のツーリングです。同行二人(巡礼は弘法大師様と一緒に回るので、一人ではないという意味)と申しますが、私たちの場合には、エガちゃんと弘法大師様で同行三人ということになりますね。
圏央道川島インター近くに集合し、朝9時に訪れた第9番札所『吉見観音』(岩殿山安楽寺)。
静寂に包まれた観音様、朝の光が眩しく、「こんなに素晴らしい場所に来られて幸せ」と二人で口々に言うほどの悦楽感があるんです。
すごい三重塔に圧倒されました。先人たちがこのような素晴らしい建築物を造り、そして信仰に身をゆだねていたことに感動します。
立派なお堂でした。第11番札所吉見観音(埼玉県比企郡吉見町)を後にし、次は、10時前に埼玉県東松山市にあります第10番札所「岩殿観音」(巌殿山正法寺)を訪れました。
かなり雪が残っていますね。こちらもまた古くてすごいお堂です。近代以降に作られたお堂とは迫力が違いますね。悠久の年月を感じるというのか、長い間建っている強さを感じるというのか・・・。
佇まいが素晴らしい。観光地化したお寺さんと違い、人影はなく、静寂に包まれて本当に身が引き締まるような感覚があります。
上の写真のように、階段などはほとんどないので、体に『お肉』というウェイトを付けて『修行』している私たち巡礼の二人にはさほど難易度は高くありません。
難易度がぐんと上がったのは、11時頃、三番目に訪れた埼玉県比企郡ときがわ町にあります第9番札所都幾山慈光寺でございます。
階段がかなりありまして、納経所の方から「修行に行ってきてください」なんて言われちゃいました。
かなりな傾斜の石段を登り切ると、ライディングウェアに身を固めた私たちはもうゼイゼイハァハァ、そんなものですから、石段の階段も撮り忘れ。
高い場所にあるので眺めはいいし、人はいないし、静かだし。素晴らしい場所でした。
お堂の前でジャケットなどを脱いで涼しくなった私は、階段を下に降り、納経所まで来たところで輪袈裟がないことに気づきました。ということで、また階段を登り直し、二度お堂にお参りしたんです。足に来ました。もうヘロヘロになりました。素晴らしい古いお堂で、風雨にさらされてかなり色が変わってきていましたが、二度も行くことができ、良かったと思っております。
このお堂に参拝して、今回のお参りは終了。既に12時近いのですが、東秩父村から県道11号線で山を越えるのは雪や凍結で無理と判断し、遠回りですが皆野寄居有料道路を使うことにいたしました。これは大正解だったと思います。周囲の雪がかなりすごい状況でしたから。
埼玉県といっても侮れませんね、このあたりは。かなり雪が多いんです。
さて、三観音様を巡礼し、清らかになったところで、食欲にまみれることといたしましょう。
小鹿野であてにしていた「安田屋」さんに行ったら休業。急遽近くの「昭和」というお店でわらじカツ丼850円を食べました。
『ウチのオリジナルのわらじ』という説明でしたよ(笑)。
今回は、アキレスさんから「野さかの豚丼もあるよ」と言われていましたが、油きつそうということと、かなり待たなければならない可能性大と思い、小鹿野のわらじカツ丼にいたしました。
1時からのランチでしたが、なんとか血糖値の下降によるハンガーノックも避けられ、さらに一層元気になって、次は長瀞へ進行です。
宝登山に登ろうというアイデアもあったのですが、風もきついのでエガちゃんの希望で「岩畳」へGo!秩父鉄道の駅の駐車場に310円でバイクを預けます。
ちょっと乗りたかった舟。こたつ舟だそうですよ。
男二人で長瀞を満喫し、豚肉の味噌漬けを買い、ここからなんと足利へワープしました。
今回のツーリングは、総行程で350㎞程度。比較的短めでしたが、かなり冷たい風が強く、ダメージはそこそこありました。
足利で買った美味しい和菓子の話はまた次回。
続く・・・・・・。


