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栃木県足利市の北に位置する名草（なぐさ）地区。そこに厳島神社及び名草巨石群がございます。昨日7台で行ってまいりました。
ほとんど知られていない場所で、しかし、なかなかに趣のある、かつ、行くのが大変な場所ですからご紹介しましょう。
上の写真は、参道入口の大鳥居です。手前に駐車場と茶店。
この先は、すごい坂。登山道みたいなもの。そして社務所などは一切ございません。10分ほどかなりな急坂を登っていくと看板があります。
今回はここでテツさんが離脱。「賢者の選択」と言っておきましょう。私もリタイアしたかったけれど、言いだしっぺだし、ここまで来て祈願もせず、巨石も見ずでは後悔すると思い、登りました。
もう身体がヤバイ、足腰膝が痛み始める、看板からさらに10分以上登った頃にやっと社が見えてきました。巨石の上に作られているという、誰が考えたの
的な立地。
ライディングウェアは潔く駐車場に置いてくるのが正解。この寒い時期でも大汗です。
ライディングシューズは滑りますし、かなり大変。すれ違った方は山用の靴を履いていましたね。
神社に参拝し、鉄の揺れる橋を渡り、右へまた登山道チックなところを上がります。降りてきた方は「すぐそこにあるよ。巨石はすぐそこ。」とのことでしたが、さらに10分はかかりました。
上の方からカップルが降りてきて、その方に頼んで撮影した写真が上です。つまり、すぐ上に駐車場があるってことです。
一緒に行ったＫさんが、「昨晩ネットでチェックしたら行けるって書いてあった」との情報は真実でしたね。後の祭りですけど。
巨石群ということでしたが、規模的にはすごいというほどの数やエリアではないと感じました。しかし、この沢一帯がこうした巨石巨岩で埋め尽くされているのでしょう。その上に樹木や苔が生えているので見えないだけなのだと思います。
胎内くぐりもありますし、弁慶が割った石もあります。
大変不思議な雰囲気のある山の中のスポット。確かにパワースポットだろうな、と感じる場所でした。かなり苦労して大汗をかきました。しかし、社務所などあるはずもなく、御朱印をいただくことはできませんでした。これが残念でした。せっかく行ったのですから・・・。
体力に自信がない方、足や膝に故障のある方は、茶屋からどんどん車で上がっていき、分岐を左手に下がっていくと駐車場があり、そこから巨石群はすぐですよ。
茶屋にはとても親切な方がいらっしゃいました。11月いっぱいでクローズするそうです。来年の春ならまた行きたいですね。
私たちは、ドカ1198Sが一台いるのもかまわず、茶屋で休憩後山の上にバイクで進攻。そのまま足利カントリークラブ飛駒コースの方へ抜けました。この初冬の時期、極めて狭い路面は枯葉枯枝で覆われ、激しい道でした。アドベンチャーでも、あるいは重量のあるアドベンチャーであるからこそ、相当に緊張しました。
RT乗りのアキレスさん曰く、「アドベンチャーロードってまさにこれですね！」。
ハイ、そうです。フツーのツーリングライダーは厳島神社の先、分岐右へは行かないでください(笑)。
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