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乗り換えたぁ?
コレ、わたし・・・・ じゃアリマセン
久々に『前のめり』バイクに乗ってみました。今話題のバイクは
1299パニガーレS!
に試乗したのは、ドゥカティ埼玉南。
乗り出す前に、店長からいくつかお話を伺いました。それに対して、現に乗った時の私の印象を→で書きます。
①エンジンスタートのクランキングがちょいと長い。 → 確かにちょっと長め。ポール君の場合には、スターターボタンを押すと、それから指を離してもエンジンがかかるまでクランキングを続けるので楽ちんでしたが、パニガーレの場合どうなのかは確認しませんでした。さて、スタートですが、一瞬だけ、「オオッ、かかるのかなぁ」って思うくらいキモチ長めなんです。
②ブレーキペダルのところ、足のつま先を入れる場所が狭め。 → なるほど昔のBMWR100とかそういうバイクもそうだったように思います。つま先を隙間に入れるという感じが多少あります。ブレーキペダルが結構内側にセットされているという感覚もあって、うまく踏めないとえらいことになるので、踏む動作をスタート前にちょいと練習。
③エンジンのピックアップがすごい。 → 試乗前にブリッピングすると、レインモードでもあっという間に4千回転までレブカウンターが上がります。スポーツにするともっともっとすごい吹け上がり感。それだけを見ていると、少々危険な感じを受けます。が、走ってみたら、車体やライダーの重さが加わるわけで、当然そこまで急に回転が上がるようなことにはなりませんよね。
下の写真、カラフルな液晶画面です。そして、モードを変えるとレブカウンターの目盛の付け方も変わるんです。芸が細かい。
④スタート時にクラッチミートに少々気を遣ってください。 → トルク感がないってことかなあ、でも回転を上げてスタートしようとして、急に回転が上がったら嫌だなあ、なんて思ってスタートしました。結果は、あっけないほど普通にスタートできました。エンストする可能性もほとんど感じず、トルクが薄い感じも特になし。普通に乗れますね。
⑤熱いです。 → これは私が質問したことなんです。熱いですよねハイ、熱いです。というやりとり。確かに熱かった。気温は35℃くらいなので当然暑いわけです。走れば多少いいかなと思ったのですが、スピードを50、60㎞と上げていくと、足元から熱気が押し寄せてくる感覚が何度かありました。夏はキビシ~。これは覚悟しておかないとね。
では、以上の他、私が試乗で感じたことを書いてみます。所詮素人ですからね、そこんとこよろしく。
まず、音。
賑やかかなぁと思ったら、さほどではありません。ドカ特有の金属がこすれるような音もあまり気にならなかったのはなぜでしょう。排気管は長くて野暮ったいのですが、乗っているとさほど気にもなりませんね。ま、当たり前か、自分では見えませんから。
排気管を見ていてその関係で気になったのは、防音の意味で日本版にだけ付いているクラッチカバー。質感もイマイチですし、何かなぁ的なパーツですね。
そして、シートの下にとぐろを巻いている排気管。その結果問題が生じています。
それは、左ももに当たるサスのパーツ。
コレ、左もも内側に当たります。痛いほどではないのですが、微妙に当たります。だいたいここにリアサスがあるってこと自体変。排気管がシート下に取り回されているので、ここになったそうです。これはちょっと残念。
次に、ライディングポジション。ポールに比べると、全く楽ちんそのもの。これは前のめりというほどのことはありません。※注:ポールが異常なので、私の意見はかなりバイアスがかかっていると思いますよ(笑)。
ハンドルもさほど「垂れて」ません。
一番大切な走りのこと。
試乗ですから、お店の周囲をぐるりと10㎞ほど走るだけなんです。こんなことでは1299の実態は分かりませんでした。なにしろ、ほとんど2速にまでしか入らないんですから。高速下の直線でむりやり4速に入れてみましたけどね。
そんな前提で敢えて言うと・・・・。
①3速4速での伸びがすごい。2速も伸びるけど、高速でアクセルを開けて確認してみたいという気持ちになりました。パワー感がかなりあります。BNWS1000RRと比較したらどうなるのかは興味があります。乗り比べは必須ですね。
②ブレーキとかそういう基本性能はもう全く問題なし。パワーに押されてコントロールに気を取られて楽しめないのか、と言えば、私の場合すれっからしのせいもあるのでしょうが、あれこれ十分楽しんでしまいました。加速減速、カーブ(ちょっとだけですが)、みんな問題なく行けます。慣れれば、これを操るという感覚が出てきてさらに楽しくなりそう。
③試乗が終わりかけの頃、アレ、久しぶりに左手首に軽い痛みというか疲労感を感じました。これで、「ああ、やっぱり前のめりなのね」って確認できたというわけ。
ロングは、高速メインで500㎞くらいは行けちゃいます、私の場合は。下道で、Rの大きい高速カーブなら楽しいでしょうね。私がよく行くチョーマニアックなクネクネの細かいカーブの山道は相当つらいでしょう。特に下りは。
シートカウルがおもしろいんです。穴が開いていますね。デザイン的には、以前のトラリスフレームを使ったドカの方が好きですが(個人的嗜好)、赤いスーパーバイクはまさにドカらしい姿。ただ、白とか色をもう少し使ったらさらに美しくなると思いました。
最後に書いておきたいのは、クイックシフト。BMWでは既にだいぶ前から採用されたアップダウン双方ともクラッチレスでできるもの。これはやっぱり便利でした。今後主流になるのでしょうね、楽ちんシフト。
あっという間に試乗が終わり、もう一度、サーキットじゃなくていいから、高速道路を使って試乗したいと切に思いました。スクリーンも小さくて、タンクに伏せるような姿勢で100㎞巡航、そこから加減速して試してみたい。
そういうやる気を起こさせる仕掛けが満載のバイク。電子デバイス満載ですが、使いこなせませんね、正直(笑)。
これを買いたいなあって思うなら、高速かサーキットでの試乗はマストです。
私の4台目として買いたいかと言えば、日帰りツーリングにも使えそうなので、候補にはなりますね。そして、サーキット遊びをするようにならないといけませんね。その場合でも、S1000RRと乗り比べ、確認してみたい。さらに、KTMのRC8とデザインを比べてみたい。まだ他機種とどうすべきか迷うというのが正直なところ。
実際車庫に三台あるので、今すぐにというのは無理なのですが・・・。
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